宮内オーナーの見守る中で行われた今日の一戦。まず先制点を奪いたい打線は、Ｌ先発キニーに対し、３回に大引・坂口が中前打で出塁すると、３番カブレラが中前適時打を放ち１点先制！すると４回には、２ＢＨで出塁したローズを２塁に置いて、６番後藤が中越えのタイムリー２ＢＨを放つ！さらにこの回、後藤の三盗と日高の四球で１死１・３塁とチャンスを広げる。ここで、８番小瀬が中前適時打を放ち、リードを３点に広げる！

　一方、Ｂｓの先発マウンドには金子。立ち上がりから１４０ｋｍ台後半のストレートと、右打者にはシュート、左打者にはチェンジアップを中心に組み立て、Ｌ打線を翻弄！走者を許しても、落ち着いた投球で相手に得点を許さない！

　試合の主導権を握るＢｓ打線は、６回１死満塁から満塁男坂口（今季６打数６安打）の中犠飛で１点追加！さらに２死１・３塁から、１塁走者大引の盗塁の間に３塁走者小瀬が、相手バッテリーの隙を付き本塁を落とし入れる！この回貴重な２点を追加する！そして７回には、後藤にタイムリー２ＢＨが飛び出し、着実に得点を積み重ねる！

　打線に６点の援護をもらった金子は、８回途中（７回２/３）まで投げ、２失点（１３４球・被安打７・四球３・奪三振７）と先発の役目を十分に果たし、チームの勝利と自身の１０勝目をリリーフ陣に託す。この後、８回途中から２番手の菊地原・３番手香月がピンチを凌ぎ切ると、最終回は守護神加藤（大）が締めくくりゲームセット！！

　首位Ｌとの３連戦を２勝１敗と勝ち越し、貯金を再び４に戻したＢｓ。３カード連続の勝ち越しを決め、首位Ｌを猛追する！！

「今日はランナーを出しながらも辛抱強く投げることができました。打線が打ってくれてすごく心強いし、野手の方のお陰でマウンドでもリラックスできています。連勝した後の連敗だけは絶対に避けないといけない状況だったので、自分の勝利は考えていませんでした。２ケタ勝利はもちろん嬉しいですが、チームの勝利に貢献できてよかったです。クライマックスシリーズに向かってがんばりますので、これからも応援よろしくお願いします。」

「３本とも強いライナーを打つつもりで打席に入りました。２塁打３本はでき過ぎですね・・・。とにかくケガで遅れた１ヶ月を何とか取り戻すつもりで戦っています。昨日は嫌な形で負けてしまったので、仕切り直すことができてよかったです。これからも球場に足を運んで、応援よろしくお願いします！」

「金子がよく投げました。できれば完投してほしかったですね。それぐらいの能力はありますからね。野手では後藤と小瀬がいいところで打ってくれました。今日の勝利は大きいですね！」