Bs先発東明は初回を3者連続三振に切って取る完璧な立ち上がりを見せるが、味方が先制した直後の2回、L山川に2試合連発となる一発を浴び逆転を許すと、3回、4回と立て続けに失点しリードを広げられてしまう。
それでも打線が4回若月の適時打で反撃の狼煙をあげると、5回から救援登板となった2番手・山崎福も好投し徐々に流れを引き寄せる。6回西野の適時打で1点差、さらに8回には代打・川端の2塁打から1死3塁とし、若月がこの日2打点目をあげる適時2塁打！遂に同点に追いつく。
迎えた9回、表のピンチを守護神・平野が無失点で凌ぐと、その裏、安達、糸井の連打を足掛かりに無死満塁の好機を作る。モレルが倒れ打席には途中出場の川端。初球を迷いなく振り抜いた打球は前進守備の内野の頭上を越えセンター前へ！頼れる男の一打は、逆転勝利を決めるサヨナラ打となると同時に、チームのカード勝ち越し、そして7月の月間勝ち越しを決めた!!

「川端はよく打ってくれた。前のカードでは合っていなかったけど、修正できるのも川端の強さだね。打線は全員が繋ぐ気持ちで打席に入っていたし、よく粘ってくれた。福也がしっかりと投げてくれたことも大きかった。あれでいい流れがきたね。
選手たちは少しずつ力をつけている。これからも一戦一戦、勝っていけるようにがんばります！」

＜今日のヒーロー！9回1死満塁からセンターへサヨナラヒットを放つ！！＞
「まだ身体が震えています。とにかく“攻める気持ち”で初球から打つつもりで打席に入りました。抜けた瞬間、自分自身もしびれてしまいました。
たくさんのファンのみなさんの前で最高のプレーをすることができて幸せです！明後日からも一戦必勝でがんばります！」

＜先発4回、5安打、4失点＞
「先発としての役割を果たすことができませんでした。もっと長いイニングを投げたかったですし、投げなければいけませんでした。」