70's

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  • 1978-1996

LEGEND OF Bs 2012 近鉄バファローズ

ユニフォームの変遷

1978(昭和53)年、近鉄バファローズのユニフォームのデザインがマイナーチェンジした。この年最初のマイナーチェンジは、パンツがベルトレスからベルト式に変更されたことである。1970年代に一世を風靡したベルトレスだが、選手には「ヒモで締めるベルトレスは気合が入らない」とか「落ち着かない」など評判はよくなかった。

そこでバファローズはユニフォームのデザインはそのままに、ベルト部分だけを変更する。
ただし、この変更に気がついたファンは少なかったと思われる。
なにしろ、採用されたベルト式は、ループ部分が切れ目なく一周して、開いているのはベルトを締める前の部分だけ。
横から見たらほとんどベルトレスと変わらない。

ファンの多くが変化に気がついたのは、ベルトより帽子が変わったときだったのではないかと思われる。

ベルト式が導入されたその年の後期、フロント部分が白で、サイドと庇が赤、後方が紺色のトリコロールの帽子を採用した。
参考にしたのは1969年にアメリカのナショナル・リーグに誕生したモントリオール・エキスポズのトリコロールの帽子だった。
ただしエキスポズとは、若干、生地の使い方が違っていた。
エキスポズの帽子は、本体を構成する6枚の生地を、前面2枚は白、両サイドは赤、後方の2枚はブルーという形で作られていた。

一方、バファローズは両サイドと後方は同じだが、前面2枚はブルーで、その上から半円形の白い生地が貼りつけられている。
実はコレ、帽子マークの刺繍を楽に行うための工夫であった。
なにしろ「KINTETSU BUFFALOES」というフルーネームと猛牛マークを組み合わせた複雑なデザイン。
帽子に直接刺繍するのは難しかった。

『プロ野球ユニフォーム物語』
文:綱島理友 絵:綿谷 寛 発行:ベースボール・マガジン社