L3連戦の3戦目。Bs打線は2回、4番カブレラの左線2BHと5番北川の右前安打で無死1･3塁のチャンスを作ると、L先発西口から6番濱中が、左翼席へ打った瞬間それと分かる2号3ランHRを放ち3点を先制する。さらに続く3回には、2番大村の左中間2BH、3番フェルナンデスの中前安打、カブレラの四球で無死満塁のチャンスを作ると、北川、濱中の連続犠飛で追加点を奪う。

　Bs先発のマウンドには、今季10試合目の登板となる小松が上がる。1回、2回安定した立ち上がりをみせた小松だったが、3回、5回にソロHR、6回に適時打を許し2点差に追い上げられると、終盤に入り、7回1死1･2塁のピンチを気迫の投球で切り抜けるものの、8回1死1塁からL中村に手痛い一発を浴び同点に追いつかれてしまう。

　この後Bsリリーフ陣は、9回を2番手清水、3番手香月のリレーでL打線を無失点に抑え、試合はそのまま延長戦へ。絶対に負けられないBs。迎えた延長10回香月がL打線を三人で打ち取ると、その裏Bs打線は、1死無走者から濱中が左中間へ飛び込む3号ソロHRを放ちサヨナラ勝利！！これでチームは連敗を3でストップ。ここまで苦しいシーズンを送ってきた濱中は、この試合2HR、5打点の活躍をみせた！

「サヨナラホームランは、ちょっと詰まっていたので届くかなという感じだったんですが、今まで働いてない分、気持ちで持っていきました。あの場面、後ろにつなぐ事だけ考えていましたが最高の結果になって本当に嬉しいです。今日はたまたま最後に自分が打てましたが、小松も踏ん張っていたし、チーム一丸の勝利だと思います。シーズンもまだ2ヶ月ありますし、これからもっと上にいけるようにがんばっていきます！」

「悔しいの一言です。」

「今日は濱中に始まり、濱中に終わりましたね。小松は点を取られましたが、調子自体はよかったと思います。厳しい試合でしたが、接戦に勝つことができてよかったです。明後日からも、一戦一戦がんばります。」