E3連戦の初戦。1回、先発の金子千尋が、2死2塁から適時打を許し1点を先制されるが、序盤から中盤にかけて、走者を出しながらも粘り強い投球でE打線に追加点を許さない。

一方打線は、中盤までE先発塩見を相手に、チャンスを作るものの得点を挙げることができない。

しかし、終盤に入っても金子千尋が、緩急を上手く使った投球でE打線を抑え込むと、その力投に応えたいBs打線は、9回3番後藤、4番T-岡田の連続2BHで瞬く間に同点とすると、代打李スンヨプの敬遠の四球で迎えた無死1･2塁のチャンスから、途中出場赤田が左線適時打を放ちゲームセット。見事3試合連続サヨナラ勝利で、チームは4連勝！先発の金子千尋は、今季初の完投勝利で無傷の4勝目を挙げた！

「当たりこそよくなかったんですが、ランナーが還ってくるにはいい当たりでしたね！9回は、前の試合と同じように後藤さんから始まる打順でしたし、“逆転してやろう”という気持ちでいました。打席に入る前に、監督から“バントは出さへんからお前が決めてこい！”と言われて、おいしい場面が来たと思って打席に入りました。金子が9回までしっかり投げてゲームを作ってくれたし、キャンプから一緒にリハビリをやってきたので、いい助けになることができてよかったです。開幕からチームの力になれなかったので、これから力になれるように、今日からの9連戦全部勝つつもりでがんばります！」

「初回に点を取られて、あまりよくなかったんですが、野手の方を信じて粘り強く投げていれば、こういうことが起こるんだなと感謝しています。最後は後藤さんからの攻撃でしたし、いい流れできていたので、赤田さんが一発で決めてくれると思っていました。赤田さんとは、ファームでリハビリを一緒にやってきましたし、こういう試合で一緒にチームに貢献することができて本当によかったです！これまで出遅れた分、借りを返さなければいけないですし、自分自身まだまだ満足もしていません！これからも今日のように粘り強く投げていきますので、応援よろしくお願いします！」

「金子は、140球を超えていたけど、あの点差では代えられないよ。相手は、最後がスパイアーで、こっちは左が多いしチャンスはあると思っていた。やっぱり投げ切らんと勝ち星はつかんからな。塩見は初めてで、打ちあぐんでいたし、打てそうで打てない感じでいたよなぁ。9回は、後藤の2BHで最低でも同点にはできると思ったけどな。」