昨夜は、序盤の大量失点を取り返せず敗戦を喫してしまったBs。今夜はチームの連敗を止めるべく寺原がマウンドに上がる!

その寺原は初回から安打と死球で2死2,3塁のピンチを背負う苦しい立ち上がり。しかし、ここはスライダーを有効に使い、何とか切り抜ける。

先制点の欲しい打線は2回、1死から6試合連続安打中と好調なバルディリスが鋭い当たりを左中間に飛ばし、自身の連続試合安打を7に伸ばす。その後相手の失策で1,2塁と好機を広げると、8番･伊藤が左前に適時打を放ち、先制に成功!

しかし、寺原は直後の攻撃で適時打を許し同点に追いつかれる。それでもBsは3回、先頭の小島が低めの難しい球を上手く流し打ち、嬉しいプロ初安打を記録! するとこの安打をきっかけにBs打線が相手先発・牧田に襲い掛かる!
1死後、打席に立ったT-岡田が内角低めのカーブを思い切りすくい上げ、ライトポール際に飛び込む勝ち越し5号2ランを放ち、3対1! 「同点に追いつかれた直後でしたし、とにかく入ってくれてよかったです！」とチームに勢いを与える一発を振り返った。

援護をもらっても今ひとつ調子の上がってこない寺原は、2点リードの5回に打球の判定を巡っての中断の後、四球で走者を出すと、続く中島･中村に連続適時打を許し、再び同点に追いつかれてしまう。本人も「やはり5回ですね・・・。 中断の後のフォアボールを与えたことがよくなかった。 あの場面をしっかり抑えなければいけませんでした。」と振り返った。

主導権を渡したくない打線は6回、1死から大引･スケールズの連打で好機を作ると、2番･川端がコンパクトなスイングで左前へ適時打を放ち、再び勝ち越す! 「とにかく必死で臨んでいます。」と一試合にかける必死さが生み出した一打だった。

リードを守りたい寺原だったが、7回、安打と犠打で1死2塁のピンチを招いたところで降板。寺原の後を継いでマウンドに上がった2番手･ミンチェだったが、相手打線の勢いを抑えることができず、中島に今日3本目の適時打を打たれ4対4と3度同点に追い付かれてしまう。

勝利への執念を見せる打線は、8回に先頭の伊藤の安打をきっかけに1死２塁と一打勝ち越しの場面を作る。しかし、ここは４番手・長田の前に後続が封じられ得点を奪えない。

そして4対4の同点で迎えた9回、ただでは終わらないBs打線は相手守護神･涌井に対し2死からT-岡田が中前打で出塁するも後続が続かず・・・。9回を終えた段階で試合時間が3時間30分を越えていたため規定により引き分け。常にリードを奪う展開も逃げ切れずライオンズとの3連戦は2敗1分けと悔しい結果に終わった。

明日の先発は、3年目の山田が今季初の1軍マウンドに上がる! 8/8にファームで5回1失点の投球を披露した若き左腕がチームに勢いを与えるべく初勝利を目指す!

＜先発6回1/3、被安打8、失点4。＞
「今日は球数が多かった。あとはやはり5回ですね･･･。中断の後のフォアボールを与えたことがよくなかった。あの場面をしっかり抑えなければいけませんでした。」

＜2回1死1･2塁からレフト前へ先制となるタイムリーヒットを放つ！＞
「打ったのはインコースのまっすぐ。初球、同じようなコースでストライクを取られたので、少しゾーンを広げてそのコースを狙っていきました。ラッキーな当たりでしたが、タイムリーになってよかったです！」

＜3回1死2塁からライトへ勝ち越しとなる5号2ランHRを放つ！＞
「打ったのはカーブです。ちょっと先だったんですが、同点に追いつかれた直後でしたし、とにかく入ってくれてよかったです！」

＜6回1死1･2塁からレフト前へ勝ち越しとなるタイムリーヒットを放つ！＞
「どの打席もそうですが、とにかく必死で臨んでいます。インコースのまっすぐを上手く捉えることができました。」