京セラドーム大阪で今季5戦目となるオープン戦が行われました。

バファローズは初回から中川、西川、紅林の3連打で無死満塁のチャンスを作ると、併殺打の間に3塁ランナーが生還し、オープン戦5試合連続となる先制点を奪う。
2回に一時リードされるも、その裏に満塁のチャンスで若月の2点タイムリーを放ち、すかさず逆転に成功。その後も追加点を挙げ、6-2と更にリードを広げる。

この日、先発マウンドに上がったカスティーヨは、粘り強いピッチングで4イニングを投げ、ホームランの2失点だけに抑える上々の内容でリリーフ陣につなぐ。
試合は5回以降、相手打線の反撃を2点に抑えたバファローズが6-4で勝利し、オープン戦2連勝を飾った。

この試合、野手陣では杉本が3安打、中川、紅林が2安打と好調をアピールすると、投手陣では先発のカスティーヨが4回2失点の好投、ルーキーの権田は2つの三振を奪う1回無失点の好投を見せるなど、攻守において実りの多いゲームとなった。

「杉本は、変なボール球に手を出していないので、ある程度バッティングができていると思います。紅林は、守備の方でいいプレーが出来ていたんじゃないですかね。
カスティーヨは、もう少しイニングが伸びてきてからだと思います。
全員に言えることだと思いますが、開幕までにどう仕上げていくかが大事なので。今はその過程であって、結果ばかりが全てではないと思います。
特にピッチャーに関してはそう思いますけどね。」

＜粘り強いピッチングで先発4イニングを2失点に抑える好投！＞
「2点は取られてしまいましたが、ホームランの1本だけでしたし、なかなか上手くいかなかった部分もありましたけど、最終的にはなんとかまとめることができたんじゃないかなと思います。試合は今後も続いていきますし、チームもすごくいい状態で来ているので、このチームの勢いに自分も乗っていけるように、これからも頑張っていきたいです。」

＜3打数3安打の活躍でシーズン開幕へ向けて順調な調整ぶりを見せる！＞
「ここまで実戦に入ってきた中で、まだあまり打席数は立てていなかったんですけど、（ヒット）3本打てたことは自信になりますし、内容としてもよかったと思います。序盤からチームみんながいい感じで振れていたので、自分もその雰囲気に乗せてもらったおかげもあると思います。去年は最後に怪我をしてしまったので、今年は怪我なく一年間戦えるようにしたいですし、チームの中の競争にも負けないように頑張りたいと思います。」