オリックス・バファローズでは、安達了一選手が特定非営利活動法人日本炎症性腸疾患協会に支援することとなりましたので、お知らせいたします。
公式戦での出場試合数×1万円分をシーズン終了後に支援いたします。
<安達了一選手のコメント>
自分と同じ病気の子どもたちがいて、大変な思いをしている人がたくさんいます。自分は大人になってから発症しましたが、子どもの時からこの病気と闘うということは、本当に、物凄く大変なことだと思います。
自分にできることは何かということを考えている中で、少しでも助けになれたらという思いで、この活動を支援させていただこうと思いました。
野球をがんばっている自分の姿を見て、少しでも励みにしてもらいたいということと、自分のモチベーションにもつながりますので、出場試合数という形にしました。
本当に大変だと思います。たくさんのみんながいい方向に向かっていけるように、少しでも力になれるようにがんばっていきます。
【日本炎症性腸疾患協会(以下、CCFJ) 概要】
炎症性腸疾患(以下、IBD)である潰瘍性大腸炎やクローン病は原因不明で根治的治療が確立していない難病対策対象疾患であり、その患者数は日本で年々増加し、それぞれ40万人、7万人とされています。診断基準や治療指針は作成されていますが、今なお患者さん、ご家族の方々の生活面や病状に応じた対応は十分であるとはいえません。
CCFJは潰瘍性大腸炎およびクローン病などの炎症性腸疾患が広く社会一般に理解されることにより、患者さん、ご家族の生活の質(Quality of life:QOL)の向上に寄与することを目的として設立されました。本協会の運営や活動はIBD患者さんやご家族の方々のより良い社会生活を支援することを目的として、医療従事者と関係者によって行われております。