中嶋監督が2024年シーズン前半戦総括会見を行いました。
「ケガ人が0というのは絶対ないんですが、確かに数は多くなってしまったと思います。(6月に7連勝、7月も5連勝があったが)乗り切れない原因は、細かいところがしっかりできていないところだと思います。ミスはもちろんあるんですが、命取りになるミスのところですね。
(実績のある先発ピッチャーが思うような数字をあげられていない)計算しているというわけではないんですけど、頭数を揃えなければいけないというのもありましたので、それなりに回したつもりなんですけどね。確かに思った通りの数字ではないところもありますが、打線との兼ね合いもありますし、そこの数字に関しては一概に先発ピッチャーのせいだというのはないですね。(エスピノーザ投手について)よく貢献してくれていると思います。
(中継ぎピッチャーについて)去年の勝ちパターンで投げていたピッチャーが全くいない状態ですけど、それでも新しいピッチャーたちが自分の仕事をしっかりとしてくれていると思います。(マチャド投手について)セットアッパーからのクローザーでしたので、難しいと思いますけど、その難しい役割をよくこなしてくれていますし、信頼しています。
(太田選手の活躍について)最初の方はそこまでではなかったんですけど、二軍でしっかり調整して、そこから良い数字を残せるようになってきました。中心的な役割というのはこちらも願っていましたので、ようやく来たのかなと思います。ただ、昨日のケガの具合の部分は心配ではありますけどね。
全員で繋ぐ意識を持って自分の役割を認識して、最後の最後に点を取るということに関して貪欲にいかなければ上(の順位)にはいけないと思いますので、その意識を高めていけるようにしていきたいと思います。(実績のある選手について)自分たちが一番不甲斐ない思いをしていると思いますので、巻き返しには期待していますし、しなければいけないと思います。
(パ・リーグについて)もちろんどのチームも強いです。数字的には離れていますけど、まずは自分たちがやってきた野球を落ち着いてやってからが勝負になると思いますし、今はその勝負のところまで行っていない状態なので。
先発ピッチャーが抑えて、野手が先制、中押し、ダメ押しと点を取ることが理想ではありますが、まずは先発ピッチャーに勝ち星をつけるという作業がチームに必要だと思います。このままでは絶対に終われないですし、このままで終わるチームではないと思いますので。1戦1戦を集中してやっていきたいと思います。必ず巻き返せると思いますので。」