断トツ人気!宮城投手のタコライス
女性の心を鷲掴み!?

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(写真:断トツ人気を誇る宮城投手のタコライス)

◆なぜバカ売れ?

先月販売を開始した京セラドーム大阪の選手プロデュースメニュー第二弾。20種類以上の多種多様なメニューの中でも宮城投手のタコライスが断トツ人気を誇っているのをご存じだろうか。現在「神様・仏様・宮城様のタコライスver2. ~イカフライ添え~」と「NEW!宮城の満点!タコライス」の2種類を販売中。これが売上2位の「颯一郎の焼きこみチーズカレードッグ」の販売数を倍近く引き離し、破竹の勢いで売れている。宮城投手音声付POPアップカードもついた今季の目玉商品の一つだが、カード配布の特典が終了しても安定的に販売数を伸ばし続けているという。オリメン投票上位選手のプロデュースメニューを抑えて、トップをひた走る宮城投手のタコライス…。大阪シティドームのグルメ担当松本幹康さんに理由を聞くと、「ここまでバカ売れするのはちょっと予想外。なぜなのかよくわからないんですよね…」と首をかしげた。そこで、タコライスをご購入されたファンの方々に聞き取り調査を実施した。

(写真:行列を作る球場食堂)

◆「宮城君が好きだから」

選手プロデュースメニューを販売する3F「球場食堂(たまばしょくどう)」。試合開始1時間前でも他の店舗と比べても一際賑わいを見せている。その中でタコライスをご購入されたファンの方々にお声をかけていった。
まずは、18歳女子大生に質問。なぜタコライスを?「宮城君が好きなんです。あふれ出る優しい雰囲気が、もう、ほんと可愛い…!」。宮城投手へのメロメロの愛を語ってくれた。理由はそれだけではないらしい。「せっかく球場に来たし、ちょっと冒険したくなって。普段あまり食べないものを選びました」。ドームの非日常的な雰囲気が、少し変わったメニューに挑戦する後押しをしてくれたそうだ。ご友人同士で観戦に訪れた60代女性のお二人に尋ねると、「なんとなくよ」と上品に笑いつつも「タコライスはちゃんと野菜が入っていて彩りが綺麗。こってり、がっつりばかりじゃ胃が重くなるでしょう?」。なるほど、瑞々しいレタスやトマトが入っていることで、ヘルシー志向のマダムからの高評価にもつながっていた。

リピーターもしっかり獲得している。「以前一緒に来た人に少し食べさせてもらったら、むちゃくちゃ美味しくて。今日は絶対タコライス、と思って来ました」と語ったのは、京都府の20代女性。はにかみながら「球場グルメだけど期待以上にクオリティが高い」と続けた。先月の観戦時に続いて二回連続でタコライスを購入したという愛知県の20代男性も「イカフライが入ってるタコライスってあまり無いですよね。ハマってまた買っちゃいました」と爽やかに答えてくれた。

(写真:タコライスの好調な売れ行きに女性店員もにっこり)

◆女性受けの相乗効果

男女15人ほどに話を聞いたところ、第一声は「宮城君が好き!」「宮城君が可愛いから」と、まず宮城投手への愛を口にする人が6割近く、残りの4割は「野菜っ気がある」「ヘルシーでおいしそう」などタコライスそのものの魅力を話してくれた。さらに、女性からの熱が一際高く感じた。グルメ担当の松本さんは「たしかに母性本能をくすぐる宮城投手のキャラクターが良いんですよね。商品を買って応援してあげたい気持ちになるのかもしれません」と手応えを感じた様子。宮城投手のキャラクター、そして、比較的栄養バランスの取れたタコライスの魅力が相乗効果を生み、女性の心を鷲掴みにしているようだ。さらに「スパイシーでエスニックな料理は、ご家庭だとちょっと作りにくい。球場に来たら開放的な気分になって普段は食べないようなグルメに手を出しやすいのかも」と松本さんは分析していた。

(写真:ご自慢のタコライスを頬張る宮城投手)

◆「先輩を抜けた!」

プロデュースした当の本人、宮城投手にタコライスの売上断トツトップを伝えると「オリメン投票では上位4人でバファローズ山脈を作られて、ほんのちょっと悔しかったのですが、グルメでは先輩たちを抜けました!」とにやり。「僕を通じて沖縄の名物料理を食べてもらえて光栄ですし、もっともっとたくさんの人に食べてもらいたいです」と愛嬌たっぷりに宣伝してくれた。
京セラドーム大阪へお越しの際は、ぜひタコライスをお買い求めいただき、明るい沖縄気分でエールを送ってください!(西田光)

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