10月2日、リーグ最終戦の9回に登板して試合を締め、その後の祝勝会でも堂々と締めの挨拶を行った阿部翔太投手に、佐藤達也広報が直撃インタビューしました。
―リーグ優勝しましたね!どんな気持ちでした?
昨年も優勝しましたけど、昨年は自分自身は何もできていなかったので。今年は本当に格別に嬉しいです!
―最後の試合、9回を任された時、どんな心境でマウンドに行ったんですか。
言われた時は本当にかなり緊張して…、もう、かなりドキドキしてました。
―それでも3人でピシャリと抑えて素晴らしいピッチングだったと思います。自分ではどう振り返りますか?
最初は緊張したんですけど、マウンドに上がったら普段通りいつものピッチングができたんで、そこは良かったかなと思います。本当に大切な場面で投げさせてもらって、すごくいい経験をさせてもらったなと思います。
―祝勝会での締めの挨拶。これもいきなり大役を務めることになったと思うんですけど、どんな気持ちで壇上に上がったんですか?
僕じゃないやろう…と思ってました(笑)
―挨拶、若干かんでました?(笑)
いや、若干じゃないっす。ほぼほぼ、全言葉かみました! (笑)
―ははは! でも、とても良い雰囲気だったと思います。「ガッツしか勝たん!」と、いい声を響かせましたけどあれはどういった経緯で?
元々はZOZOマリンスタジアムでの円陣の声出しの時に言ったんです。プレーでたとえミスがあったりしても、気持ちの面では調子は無いと思ったので。そういう言葉を言わせてもらいました。
―なるほど。祝勝会でしていたタスキにもその言葉が書いてあったんですけど、あれって自分で書いたんですか?
あの時は…、黒木が書いてくれました!
―あ、書いてもらったんですね。
タスキも黒木が買いに行ってくれて。僕はそれを知らずに持ってきて、つけて入りました。
―この言葉を流行らせたいとか、グッズにしてほしいとか何か思いはありますか?
はい。流行らせてほしいです!
―本当ですか。じゃあ、ぜひ球団MD部の方にもお願いしてみましょう(笑)
お願いします!
―最後阿部投手が締めてくれたおかげですごく盛り上がった祝勝会だったと思います。改めて祝勝会、どうでした?
すごくいい雰囲気で。やっぱり逆転優勝だったんで。勢いに乗るような祝勝会だったと思います。
―その後にはビールかけもありました。ビールかけは、初めてだったんですか?
いや、社会人の時に1回都市対抗で決まった時にやったことはありました。
―プロでのビールかけは、どんな雰囲気なんでしょう。
ずっとコロナ禍だったので、これまでみんなでガッと盛り上がることができなかったんで、すっごい楽しかったですね。
―CS突破、さらには日本シリーズで勝って、またやりたいという気持ちも?
そうですね! 仙台に行けていなかった選手もいたんで、できればもっと多い人数でみんなでやりたいなと思います。
―最後にCSに向けて意気込みをお願いします。
ここまで突っ走ってこれたので、もうこのまま勢いに乗りたいです。相手チームも勝ち上がってきてるんで勢いがあるかもしれないですけど、そこはしっかりと自分たちの野球をして勝ちたいと思います。
―ありがとうございました!
リーグ最終戦最終回のマウンドでも、祝勝会の締めの挨拶でも「ガッツしか勝たん!」と熱い気概を見せてくれた阿部投手。クライマックスシリーズでも、阿部投手、そしてチームのガッツあふれるプレーに期待しましょう!