2022年、ご愛読ありがとうございました

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今年6月にスタートした「蔵出しノート」が間もなく初めての年越しを迎えようとしている。6か月が経過し今さらという感もなくはないが、ちょうど年忘れのタイミングでもある。そこで今回は番外編。「蔵出しノート」の書き手について先輩広報が紹介する。読者の皆さんもきっと興味がおありだろうと思う。
「蔵出しノート」の執筆者は新聞記者の経歴を持つ西田広報。入社3年、満を持してのコンテンツデビューだった。
斜め前の席に座る西田広報は、独り言が多い。呼ばれたのかと思って返事をすると怪訝な表情を返される。周囲には変な空気が流れる。原稿に加えてプレスリリースや広報部内の事務処理など多忙を極めるが故のストレスかとも思ったが、独り言がときおり鼻歌だったりするので、オフィスでのご機嫌は悪くはないようだ。
仕事中の西田広報は常に糖分を欲している。「ご自由にどうぞ」と書いてあるおみやげのお菓子を黙って食べたらブチ切れられた。「狙っていたのに!」とか言われてもそんなこと知るはずがない。
元新聞記者らしく、西田広報は客観的な記述を得意としている。つい押しつけがましい表現となりがちな球団のコンテンツにあって、彼女の書く記事が感じさせる取材対象者との適度な距離感はとても心地いい。
ときにはテーマが決まらずにもだえ苦しんでいることもあった。そんなとき「佐藤達也広報が聞く!」シリーズは彼女にとって救いの神であった。佐藤達也広報に対しては驚くぐらい従順なのもうなずけるところである。絶対にブチ切れたりしない。
参考までにだが、10月20日投稿の「佐藤達也広報が聞く!球団日本人最速160キロ計測 山崎颯一郎投手にインタビュー」は、スポーツナビの「スポーツ団体公式記事・動画 月間ベスト3」に選ばれた。
ともかく西田広報は穴をあけることなく半年を乗り切った。球団のSNSにつくコメントが何よりの栄養剤だったという。「蔵出しノート」ではこれからもファンの皆さんがお知りになりたいこと、球団が皆さんにお知らせしたいことを彼女のペンに乗せてお伝えしていく。
ときどき甘いものを買ってきてあげるから、西田広報、がんばってください。
では、読者の皆さん、どうぞ良いお年を!(花木聡)

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