現在リーグ唯一の3割バッターとして大活躍中の頓宮裕真選手に、好調の理由や現在の心境について山本和作広報が直撃インタビューしました。
◆試合前の練習を大切に
―バッティングが絶好調ですね! 6月12日現在、打率.349でリーグトップです。自分自身でこの成績をどう思っていますか?
いやー、ほんまに、どうも思ってないんです(笑) 毎日必死になって、満足せずにやれています!
―好調の理由は何だと思いますか?
それが合っているかはわからないですけど、試合前の練習を結構大事にしていて、その準備が良いかなとは思っています。
今は結果が出ているので、毎日同じティーバッティングを続けていますし、バッティング練習ではセンター方向に打つことだけを心掛けています。試合前の準備は、とにかくブレずにやろうと思っています。
―打席に入る時、なにか意識していることはありますか?
打席では何も考えませんね。すっと入れている感じです。
―今はどういうバッティングを理想としていますか?
右中間、左中間に大きいのを打てれば、それが一番理想の打球かなと思っています。
―ちなみに、パーフェクトガイドのQ&Aでは「俺のここを見てくれ!」「俺のちょっとした自慢」の質問にどちらも「太もも」と答えていました。やっぱり太ももが太いと、バッティングにも生かされますか?
はい!もっとお尻を大きくした方が生きてくると思うんですけど。やっぱりバッティングは下半身だと思います。
―チームで一番太いみたいな自信もあるんですか?
うーん、ラオウさん(杉本裕太郎選手)も太いっすね…。でも、僕も普通に比べたら太い方だと思うんで!
◆吉田正尚選手からのアドバイス
―吉田正尚選手と結構連絡取っているみたいですね。吉田選手もレッドソックスで活躍中ですが、やりとりしている中では元気そうですか?
元気っす。元気でやっててほしいです。
―どのぐらいの頻度で連絡取っているんですか?
たぶん月に一回ぐらいは取っていると思います。インスタのストーリーとかに無駄に絡んだりもしています。気分が乗ったら一言二言でも連絡取っている感じです。
―最近もらったバッティングのアドバイスで、実践していることってありますか?
「やるべきことは、自分のベストスイングをするだけ」という連絡がきましたね。それがすごく印象に残っています。
―吉田選手の登場曲だった「何かひとつ」を使っていますし、すごく信頼やリスペクトが伝わってくるのですが、頓宮選手にとって吉田選手はどんな存在ですか?
うーん、ちょっと変わっているけど、良い人です! フレンドリーにしゃべってくれる人なので、ずっといじらせてもらっていましたし。優しいので、ちょっかい出しても嬉しそうにしてくれます。
的確なアドバイスもしてくれますしね。
―兄貴みたいな感じですか?
うーん、それはちょっと違いますね。森さん(森友哉選手)の方が「兄貴」って感じがします!
◆恒例の「ほいさー!」
―ヒーローインタビューでは「ほいさー!」が恒例になっていますね。
僕がむっちゃ好きなユーチューバーさんの動画で出てくる言葉です。
でも、なんで僕の中で流行ったか、今となってはわからないんです。今はもうやらざるを得なくなってきました(笑)
―ヒーローインタビューでやるようになったきっかけ、覚えてないですか?
ほんと、なんででしたかね…。あ、でも、ベンチとかでは、みんな結構色んな声を掛け合うんですよね。そこで「ほいさー!」も言い合ったりしていて。山足さん(山足達也選手)とかもよく言ってくれていたので。それがきっかけかもしれないですね。
―最近のリフレッシュ方法は何かありますか?
娘と遊ぶことですね。今、2歳ちょっとで。むっちゃ可愛いんです。
◆ファン投票暫定トップ「素直に嬉しい」
―オールスターのファン投票、中間発表では一塁手でトップです。たくさんのファンが応援してくれているということですが、どう思っていますか?
素直に嬉しいです!
―やっぱり出たい思いはありますか?
そうっすね!なかなか出たくても出られない人もいるし、一回はやっぱり出たいです。
―このままトップで出場が決まるといいですね。
ありがとうございます!
―最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします!
数字はあまり気にせずに、けがなく一年間戦えればと思っています。毎日必死に頑張るのみです。応援よろしくお願いします!
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持ち前の明るい性格とパワフルなバッティングでチームを盛り上げる頓宮選手でした。今後のさらなる活躍にご期待ください。
〈山本和作広報プロフィール〉
1986年生まれ、兵庫県出身の元バファローズ内野手。大阪経済大学から2008年育成ドラフト3巡目指名で読売ジャイアンツに入団。トレードでバファローズに移籍し、2013年から2015年まで活躍した。2016年から昨年まで大阪経済大学硬式野球部の監督を務め、今シーズンからバファローズの広報。