オリックス・バファローズは、9月19日、京セラドーム大阪にて「第10回大学対抗実況コンテスト」の表彰式を行いました。10回目の記念大会、且つ2年ぶりの開催となった今回は、見事「同志社学生放送局チーム1」が最優秀賞を獲得。この日の試合では、上位2チームの実況担当者によるスタジアムアナウンスも行われました。
◆大前さんが講評
大阪商業大学・関西大学・京都女子大学・近畿大学・同志社大学・立命館大学の6大学7チームが参加。コンテストは、7月9日に杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたウエスタン・リーグ公式戦対広島東洋カープ戦で実施し、その後、球団が審査を行いました。
表彰式には、スポーツアナウンサーの大前一樹さんにもお越しいただきました。大前さんは「選手のデータをしっかりと調べ、一生懸命取り組んでいたことが伝わってきました」と講評しました。
◆第二位も同志社大
球団ファーム事業グループの岡村義和グループ長が、最優秀賞として同志社学生放送局チーム1の名前を読み上げると、メンバー3人は手を叩いてガッツポーズ。副賞として、小濱裕一球団副本部長から来田涼斗選手のサイン入りユニフォームとフェイスタオルが贈られました。優秀賞(第二位)は同志社学生放送局チーム2となり、同志社大学のワンツーフィニッシュ。第三位だった立命館大学放送局の水村周慈さん(19)は「150%の力を出し切ったつもりだったので悔しいです。とても刺激を受けたので次こそは最優秀賞を取りたい」と早くも来年に向けて意欲を燃やしていました。
◆堂々とアナウンス
上位2チームの実況担当者、同志社学生放送局チーム1の梅垣里樹人さん(22)と同志社学生放送局チーム2の西浦健登さん(21)は、この日行われた福岡ソフトバンクホークス戦でのスタジアムアナウンスに挑戦。二人は、2万4000人の前で堂々としたアナウンスを披露しました。
梅垣さんは「首位攻防戦の盛り上がる中での貴重な経験。今日見た景色は忘れないと思います」と感激の様子。西浦さんは「噛まずに言えてよかったです。ベストを尽くせました」とほっとした表情で話しました。
バファローズはこの日の天王山最終戦で劇的サヨナラ勝利。二人にとってさらに特別な思い出の日になったでしょう。(西田光)