昨日は打線が爆発し、今季最多の１２得点でＣに圧勝したＢｓ！この勢いをさらに加速させ、連勝でＣとの対戦成績を２勝２敗の五分に持ち込みたいところだ！！

　連勝を狙う今日の一戦、ここまで１勝２敗の中山が今季５度目の先発マウンドに上がる。今日の中山は初回からエンジン全開！２番東出に内野安打を許すも、ＭＡＸ１４６ｋｍのストレートを中心に組み立て、後続をあっさりと打ち取る上々の立ち上がりをみせる。
　一方、先制して試合を優位に進めたい打線は、Ｃ先発のベテラン左腕高橋に対し、序盤に３本のＨＲを浴びせる！まず１本目は、２回に先頭のローズが甘く入った１４５ｋｍのストレートを叩き、右中間スタンド中段へ２試合連続の１５号ソロ。続く２本目は６番濱中が２回１死から、カウント２－１と追い込まれながらもインサイドよりのストレートをジャストミートすると、打球は綺麗な放物線を描きながら左翼ポール際上段へ飛び込む６号ソロ。そして３本目は、３回２死から２ＢＨで出塁した大引を２塁に置いて、今度はカブレラが高目のボール球をうまく上から叩き、左翼スタンドへ１０号２ラン。ローズ・カブレラ・濱中と３人の大砲が今季初の揃い踏みを決めた！
　さらに４回の攻撃、北川・濱中・後藤の３連打で無死満塁と追加点のチャンスを迎えると、８番前田の遊ゴロの間に３塁走者の北川が生還。続く中山は三振に倒れるが、ここで好調下山が、高橋の外角低目に落ちるシンカーを捕らえ、｢うまくボールを拾うことができた！｣と言う打球はセンターの前に"ポトリ"と落ちる２点タイムリーとなり、この回３点目。また、５回にはローズのこの日２本目となる１６号ソロＨＲが飛び出し、５回までに先発中山に"大量８点"の大きなプレゼントを贈る！
　大量点をもらった先発の中山は、２回に小窪にソロＨＲ、３回にはアレックスに中前適時打を許し２点を失ってしまう。しかし、４回以降は尻上がりにペースを掴み無失点で切り抜けていく！清川投手コーチは、走者を出しながらも得点を許さない投球に対し、｢ある意味、これが中山のペースだね！｣と目を細めた。結局中山は７回２失点（１１３球）の好投をみせ、マウンドをリリーフ陣に託す。
　勢いに乗る打線は、７回にも大引・カブレラ・ローズの３連打などで３点追加。結局、カブレラの４打点、ローズの３打点と打線の中軸が爆発し、２試合連続の２ケタ得点となる１１得点を挙げる！また、投手陣は２番手の小松が１イニングを３人でピシャリと抑える好投！３番手の川越は、１点を失うものの後続を抑え、試合を締めくくった！１１対３と快勝したＢｓは、これから陸路大阪へ帰り、明日からの甲子園での"関西対決"に備える！

「今日は、とにかく野手の方に感謝です。点を取ってもらってから２回と３回に１点ずつ返されてしまって、序盤から我慢のピッチングになりました。打線に大きな援護をもらって、何とか最小失点で切り抜けられたことがよかったと思います。次につながる一勝を挙げることができたと思います。」

「４本のホームラン(ローズ２・カブレラ・濱中)、下山のタイムリーとすべてが効果的だった。先発した中山は、２回に１点・３回に１点と最小失点で切り抜けてくれた。ナイスピッチングだったね。明日からも一戦一戦、勝つことに集中していきたい。」