一昨日は、終盤の追い上げも一歩届かず、惜しくも今季初の４連勝を逃してしまったＢｓ。ここまで交流戦２０試合を終え、１１勝９敗と貯金２。残り４試合（Ｇ戦２試合・Ｓ戦２試合）となった交流戦で大きな弾みをつけ、上位浮上のキッカケとしたいところだ！！

　１６日現在、交流戦での得点数が１２球団で唯一、３桁（１０２）を記録しているＢｓ。その打線は初回、Ｇ先発野間口に対し、３番カブレラが放った｢ちょっと詰まったけど、よく飛んでくれたね！｣と言う打球は、バックスクリーン左へ飛び込む１２号ソロＨＲとなり、幸先よく１点先制！さらに４回、ローズの２ＢＨと北川の中前打で１死１・３塁とチャンスを作る。ここで、２試合連続ＨＲ中と打撃好調の後藤が、初球のフォークを叩き右前適時打！点差を２点に広げる！

　一方、Ｂｓ先発は前回登板（６月７日・対広島）で今季２勝目を挙げた左腕中山。その立ち上がり、テンポよくストレートを中心に、カーブ・チェンジアップを織り交ぜ、３回を９人で抑えるパーフェクトピッチングをみせる！しかし４回、先頭の高橋（由）に中前打を許すと、木村（拓）にタイムリー２ＢＨ、ラミレスに中犠飛を浴びこの回２失点で同点に追いつかれてしまう。

　その後、中山は５回に招いたピンチも無失点で切り抜ける！そして、６回１死から小笠原に中前打を許したところで降板。結局５回１/３を投げ２失点の好投をみせ、チームの勝利を２番手以降の投手陣に託す。

　２番手のマウンドには地元福島県出身の小松が上がる。スタンドの大きな声援を受けた小松は、１死２塁のピンチをラミレス・谷と連続三振に切って取る好投をみせ、地元に錦を飾った！

　中山・小松の好投に何とか報いたい打線は７回、ここまで両投手の好投を支えてきたスタメン捕手の前田が、Ｇ２番手山口から貴重な今季第１号ソロＨＲを右翼席に叩き込む！

　３対２と勝ち越しに成功したＢｓ。７回は菊地原がマウンドに上がり無失点で切り抜ける！しかし、Ｂｓペースで試合は進んだかに思えた８回、中継ぎエース本柳が小笠原にまさかのソロＨＲを浴び３対３と再び同点に追いつかれてしまう。すると、９回裏には守護神の加藤（大）が代打古城にサヨナラ犠飛を浴び、悔しい敗戦を喫す結果となった。

　悔しいサヨナラ負けで連敗となってしまったＢｓ。明日、東京ドームに場所をかえるとともに、気持ちも切り替えＧとの最終４回戦に挑み、何とか連敗脱出を図る！！

「マウンドに上がる時に、スタンドから大きな声援をもらってすごく嬉しかったし、大きな力になりました。６回のピンチ（１死２塁）の場面は、相手が強打者（ラミレス・谷）だったけど、攻めのピッチングで何とか切り抜けることができました。ただ、試合に勝ちたかったです・・・。」

「今日の試合は全体的に流れが悪かった。いつも、すべてがうまくいくとは限らない。先発した中山は、２点取られはしたが内容はよかった。」