昨夜は４時間４８分の熱戦の末、延長１２回を戦い引き分けに終わったＢｓ。今日の一戦を何とかモノにして、引き分けを挟んでの連勝を３にのばし、Ｅ戦５連勝を勝ち取りたいところだ！！

　先制点を奪いたい打線は、Ｅ先発ドミンゴに対し、１番坂口が中前打で出塁。続く下山がキッチリ犠打を決め１死２塁。すると、カブレラ（右中間）・ローズ（右翼線）に連続タイムリー２ＢＨが飛び出し、幸先よく２点を先制！

　一方、Ｂｓの先発はプロ入り２度目（今季２度目）の先発マウンドとなる香月。その立ち上がり、先頭打者の四球から１死２塁と得点圏に走者を進められる。ここから４者連続安打を許し、２点を失い苦しい立ち上がりとなってしまう。

　何とか先発香月を助けたい打線は、３回１死２塁からカブレラが"日本通算１,０００本安打"となる中前適時打を放ち２対３と勝ち越しに成功！

　２回以降、粘投を続ける香月だったが、勝利投手の権利がかかった５回に踏ん張ることができない。２つの四球で１死１・２塁のピンチを招くと、リックに左前適時打を浴び、３対３の同点とされる。さらに、山﨑（武）に中前打を許し、１死満塁となったところで無念の降板となった。すると、この後２番手清水は中島を遊ゴロに仕留めるも、併殺崩れとなり４対３と勝ち越しを許してしまう。

　３対４と１点のビハインドで迎えた６回、１死２塁から打撃好調の一輝が、中前適時打を放ち４対４の同点。さらに７回、この回先頭の坂口がこの日３安打目となる中前打で出塁。２番下山も中前打で続き、無死１・３塁とチャンスを広げる。ここで、カブレラが放った打球は大きな放物線を描き、左翼席へ飛び込む！今季第１７号の３ランＨＲとなり、７対４と勝ち越しに成功！

　３点リードのＢｓは、先発香月の後を受けたリリーフ陣（清水・本柳・川越・加藤）がこの日も好救援をみせ、引き分けを挟んでＥに連勝！！Ｅとの対戦成績も５連勝で７勝６敗１分と勝ち星が先行した！チームは３連勝で、４位Ｅとはゲーム差２と上位浮上が見えてきたＢｓは、明日から本拠地に首位Ｌを迎え撃ち、大事な一戦に挑む！！

「今日は本当にいい日だったね！１・２打席目のヒットは相手投手がシンカー系の球を多投してくるので、そういう球に対応していこうと思っていたけど、うまく打つことができた。決勝の３ランＨＲは、打った瞬間入ると思いました。フォークボールが続いていたので、その球をしっかり叩けたね。通算１,０００本安打は、全然知りませんでした。ビジョンを見て初めて１,０００本目のヒットということがわかりました。日本に来て、たくさんヒットを打ったんだなと・・・。今は自分もタフィーも調子がいいし、２人で打線を引っ張っていけたらいいと思うし、ピッチャーも頑張っていて投打も噛み合ってきた。この調子を続けていけば必ず浮上できると思うよ！」

「やはり１番に入った坂口がしっかり出塁したことが得点につながった。それと２番手で登板した清水がよく踏ん張ったので、流れがきた。昨日の試合を山口の頑張りで負けなかったことが、今日の試合の結果につながったんじゃないかな。」