真夏の11連戦を6勝5敗で乗り切り、5割まで星三つとしたBs。混パの中、上位進出を争う5位Mとの2連戦初戦。先制点が欲しいBs打線は3回、M先発唐川をとらえる。2死から3番カブレラが左前へチーム初安打を放つと、続く4番ローズが1ボールからの2球目を左中間席へと運ぶ30号2ラン！2点を先制する。
　序盤、試合の流れをつかみかけたBsだったが、その裏先発山本がM打線に5本の長短打を集中されるなど、まさかの5失点。リードを許してしまう。
　3点を追いかける打線は4回、7番後藤、8番濱中、9番小瀬の3連打で1点を返すと、続く1番坂口も右前打で繋ぎ無死満塁のチャンスを迎える。ここで2番塩崎の投ゴロ失策の間に濱中が生還、1点差に詰め寄る！さらに無死満塁の場面でカブレラ、ローズを迎え、一気に逆転といきたいところだったが、いずれも内野ゴロに倒れこの回2得点に止まる。
　一方、何とか1点差のまま粘りの投球を続けたい先発山本だったが、4回、5回を三者凡退に抑えるものの、6回2つの四球を与え1死1･2塁のピンチを招くと、M1番田中(雅)に2点適時2BHを浴び、リードを広げられてしまい、結局5回2/3、被安打9、失点7で無念の降板・・・。
　中盤から終盤にかけてなんとか追い上げたいBsだったが、8回には4番手大久保がM橋本に一発を浴び、追加点を奪われてしまう。打線もM投手リレーの前に5回以降1安打に抑え込まれ、そのままゲームセット。M2連戦の初戦に勝利することはできなかった。
　混戦模様のパ・リーグの中で、クライマックスシリーズ進出に向け、なんとしても連敗は阻止しなければならないBs。再びチーム一丸、明日の試合の勝利をつかみにいく！

「３回の５点ですね。ビックイニングを作ってしまうと、しんどいですね。今日の省吾は低目への変化球のコントロールがいつもより良くなかったのかな。残り試合も少ないので、次回の登板はがんばって欲しいですね。」