2011年シーズン最終戦！京セラドーム大阪で迎えたH戦。クライマックスシリーズ導入後、初となる最終戦で3位進出が決まる大事な一戦！先発金子千尋の1回、四球と盗塁で招いた1死2塁のピンチで3番内川に適時打を浴び1点を先制される。

中盤の4回、先発金子千尋が3BHと四球などで1死1･3塁のピンチを招き、7番福田に適時打を浴び1点を失いリードを広げられる･･･。しかし直後の4回裏、Bs打線は5番バルディリスが左翼席上段に突き刺さる18号ソロHRで1点差に詰め寄る！

何とか粘りの投球を続けていた金子千尋だったが6回、2BHと四球などで2死満塁のピンチを招き、9番山崎に2点適時打を浴びたところで無念の降板となりマウンドをリリーフ陣へ託す。

このマウンドを請けたリリーフ陣は、2番手ローテーション左腕中山が凌ぎ、7･8回を不動のセットアッパー平野が球団記録となる72試合目の登板を無失点で切り抜けると、9回は守護神岸田が気迫の投球で三者凡退に打ち取り最後の攻撃に託す！

しかし9回裏、3番後藤が右前安打を放つものの後続が続かずゲームセット。先に試合を終えたLが勝利を収めたため、クライマックスシリーズ進出を最後の最後で逃す形となった･･･。

「1年で1番大切な試合で、不甲斐ないピッチングをしてしまい、情けないですし、チーム、ファンのみなさんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
この悔しさを忘れずに、この悔しさをいい経験だったと言える日が来るようにやっていきたいです。」