大阪市内にて、吉田正尚選手の会見が行われました。
「ボストンから帰ってきて、ちょっと時間が経ちまして、少し実感が湧いてきていますが、まだ不思議な気持ちではありますね。MLBは、小学生の時から好きで、テレビで見ていた場所ですし、実力ももちろん数字や結果が伴わないと行ける世界ではないので、そこは常に意識してプレーしていました。現時点、チャレンジできるところまできたのかなと思い、決断しました。
中嶋監督も前向きに動いてくれたということも聞いていましたし、NPBアワーズの時にお会いした時には“がんばってこいよ”と言ってもらいました。杉本選手には、“ご飯おごってくれ”って言われましたね(笑)
数字については、日本時代も意識していませんでしたし、これからも一番を目指すということを変わらずにやっていきたいと思います。
(オリックス時代に印象に残っていること)入団したころは自分自身ケガもあり、苦しい時期が続きましたが、あきらめずにしっかりと目標に向かってがんばっていったら、繋がっていくんだなと。今になって分かることもあるのかなと思います。
(オリックスのチームメイトへ)自分の色を出しながら、どこに行っても勝負の世界ですので、やる時は最後は自分ですし。自分も支えてもらって今があるので、その中で周りの方に感謝しながらやってほしいと思います。
(MLBのイメージ)来年のスケジュールも見ましたが、キャンプからタイトにやりますし、試合数が多いというのもありますし、移動も含めてまずは早くなれることが一番かなと思います。これまでに対戦したことがないピッチャーばかりなので、純粋にどんなボールを投げるのかなと。それを考えています。
まず、オリックス球団には、ポスティングということを認めていただいて、自分の夢を尊重して決断していただき本当に感謝しています。
(オリックスファンのみなさんへ向けて)いいときも悪いときも、ずっと応援していただいた方たちの後押しでチームも強くなってきたと思います。最近、ファンの方が増えているなと実感もしていますし、まだまだいい選手、人間的に魅力がある選手もたくさんいますので、もっともっと応援していただけたらと思います。自分はプレーで見せるしかないので、これからも応援していただけるプレーができるようにがんばっていきます」
以上