◆投打の歯車がガッチリと噛み合い、大石監督代行に本拠地初白星をプレゼント!!◆
昨夜の曇り空とうって変わり、強い日差しが差し込み初夏の香りが漂うスカイマークスタジアム。スタンドを埋め尽くしたファンのためにも、何とか勝利を掴みたいBs。先発のマウンドには今季から先発に転向し、ここまで4勝1敗と安定感No.1の山本省吾。大石オリックスのホーム初勝利と自身の5勝目を賭けてマウンド上がる!
まず立ち上がりを上手く切り抜けたい山本は、内野安打と四球で1・2塁のピンチを迎えるも、落ち着いて後続を断ち、危なげなく切り抜ける!「今日の省吾はリズムがいいね!」と清川コーチのコメント通り、5回を終わって失点0のナイスピッチングを見せる!
一方の打線は、初回からスワローズ先発のリオスを攻め立てる。今日の試合3番に入った下山がベンチの期待に応え、中前打で出塁。続くローズが四球を選ぶと、北川はショートのエラーを誘い、2死から満塁のチャンスを作る。ここで、打撃好調の日高が右前へ先制の2点タイムリーを放ち先発山本を盛り立てる!すると、3回にはチーム一の"ムードメーカー"下山が、4号ソロHRを満員のレフトスタンド最上段に放り込み、ベンチの雰囲気は早くも最高潮に!そして中押しは5回、またも2死から下山が、猛打賞となる3安打目を右翼線へ2BHを放つと、続くローズの四球で2死1・2塁となり、ここは北川が3塁線を鋭く破るタイムリー2BHを放つ!さらに日高の右翼越え2BH、後藤の右前打も飛び出し、この回一挙4点!5回を終わって7対0と圧倒的な試合展開となる!
大量リードをもらった山本は、8回に2つの四球と3本の安打を許し3点を失うものの、7回までは完璧にスワローズ打線を抑えこむ好投を見せ、先発の役目を十分に果たし、2番手本柳にマウンドを譲る。1死1・3塁のピンチでの登板にも、本柳は動じることなく簡単に後続打者を打ち取り、9回のマウンドにはもちろんこの人、加藤大輔。走者を一人出すものの、安定したピッチングを見せゲームセット!!
今日の試合、先発山本の好投と、女房役・日高の2安打4打点の活躍、そして、選手会長・北川が3安打・3打点、ムードメーカー下山がHRを含む3安打1打点と活躍を見せ、スワローズに圧勝した!大石監督代行へホームでの初勝利をプレゼントするとともに、交流戦の通算成績を5勝5敗に戻したBs。この勢いをそのまま、明後日からのジャイアンツ戦にぶつけ、勢いをさらに加速させていきたいところだ。
山本 省吾 投手 <7回1/3を3失点の粘投でチームトップの5勝目を挙げる!!>
「打線の援護に恵まれました。本当に感謝です。粘りの投球が自分の持ち味なので、序盤をゼロで持ちこたえられたのが大きかったです。日高さんの先制タイムリーには勇気づけられました。リード面も含めて頭があがりません。ここまでの結果より、これからのことを考えてどんどん勝って大石監督に喜んでもらいたいと思います。」
日高 剛 選手 <守っては投手陣を好リード!打っては2安打4打点の活躍!!>
「打てたのはたまたまだと思います。ピッチャーを援護できてよかったです。前のバッターがチャンスを作ってくれたので、何とかしたいという気持ちは持っていました。打撃好調の秘訣は何もありません、マグレです。省吾はゴロを打たせる意識付けがよくできていたと思います。今朝、新聞を見て大石監督が本拠地で勝っていなかったのを知って、今日は何としても勝ちたかったので本当によかったです。」
大石 大二郎 監督代行
「先発の山本には得点差もあったので、完投してもらうつもりだった。8回に3点取られはしたが、ナイスピッチングだったね!それから、打線もよく繋がったね。たくさんのファンの前で勝つことができてよかったね。」