迎えた本拠地開幕戦。

　Bs先発のマウンドには小松が上がる。開幕戦での悔しさを胸に、今季2度目の先発となった小松だったが、序盤2回に先制を許すと、3回2つの四死球と3安打を集中され3失点。中盤でリズムを掴みたいところだったが、5回無死1塁から一発を浴び2点を失ったところで無念の降板。

　本拠地開幕戦をおとすわけにはいかないBs。打線は、2回2死2･3塁から好調下山が一時逆転となる適時2BHを放つと、3回2死1･3塁から昨年の右肘手術から復活を目指すラロッカが、今季第1号3ランHRを放ち再び逆転に成功する！さらに逆転を許した後の5回、後藤の犠飛で同点に追いつくと、再びラロッカが左翼席へ2打席連続の勝ち越し2ランHRを放つ！さらに7回にも、3打席連続となる3号2ランHRを放ったラロッカは、10得点中7打点を挙げる大活躍！！

　投げては、5回、6回を2番手香月、7回を3番手清水、8回を4番手菊地原が無失点に抑える好投！最終回、加藤が2点を失うものの後続を断ちゲームセット！見事本拠地開幕戦を勝利で飾った！

「最近あまり調子が良くなかったけど、監督から結果をあまり考えずに積極的にいった方がいいとアドバイスを受けていたのがそのとおりに出来たネ。こんなことはあまり起こらないと思うので本当に嬉しいね。３本のホームランの中でも１本目のホームランが今季初ホームラン、逆転ホームランと一番いいホームランだと思う。長いシーズンが始まったばかりだけどホームでの初ゲームを勝利で飾れてよかったね。これからも今日のようにファンの方に球場に来てもらって応援して欲しいね。ヨッシャー！」

「ラロッカの３本にはびっくりしました。キャンプからずっと感じはよかったですからね。それから、２回の下山のタイムリーが打線に勢いをつけてくれてくれましたね。投げる方では、２番手の香月がよく投げてくれました。先発の小松は、全体的にボールが高かったですね」