L3連戦の初戦。1回、今季21試合目の登板となった先発金子が、1死3塁から犠飛を許し1点を先制されるが、Bs打線は2回、L先発許から、5番T－岡田が左中間席へ25号同点ソロHR、7番バルディリスが左翼席へ7号ソロHRを放ち逆転に成功すると、3回には、1番坂口の右中間3BHで作った1死3塁のチャンスから、3番後藤が右翼席へ10号2ランHR、さらに4番カブレラの3BHの後、再びT－岡田が左翼席へ2打席連続の26号2ランHRを放ち、序盤で5点をリードする！

　一方先発の金子は、序盤から中盤にかけて、持ち前のキレのあるストレートを中心に、安定した投球でL打線を6回まで4安打1失点に抑え込む。7回LブラウンにソロHRを浴びるものの、先発7回、5安打2失点の好投でマウンドをリリーフ陣に託す。

　終盤、金子の後を請けたBsリリーフ陣は、8回を2番手平野が力のあるボールでL打線を寄せつけず三者凡退に打ち取る。9回は3番手岸田が、2死から連続四球を与えると、Lブラウンに3ランHRを浴び1点差に詰め寄られるが、後続を断ちゲームセット。Lを破りチームは貯金を3とし、金子は今季10勝目を挙げ、3年連続2ケタ勝利を達成した！

「とにかくいいところで打つことが出来てよかったです。１打席１打席集中して打席に入ることができているので、それがいい結果につながっていると思います。本塁打争いは、あまり考えていないですが、とにかくチームに貢献できるように打っていきたいです。6連戦の初戦に勝つことが出来てよかったです！」

「最後も岸田さんが抑えてくれると思って見ていました。前回と同じで、初回に失点してしまっていたのですが、その後をしっかりと投げるように心掛けました。10勝は区切りではありますが、まずはチームが勝つことが1番ですし、これで終わらないように、これからもしっかりと投げていきたいです！」

「金子は、立ち上がりあまりよくなかったけど、中盤以降上手く立ち直ったし、打つ方も、すぐ逆転して効果的なホームランが出たな！」