M2連戦の2戦目。今季25試合目の登板となった木佐貫が、1回連打などで招いた1死2･3塁のピンチから、内野ゴロの間に1点を失うと、後続に適時打を許し2点を先制される。

　しかしBs打線は、3回2死から1番坂口、2番森山の連打で作った1･2塁のチャンスから、3番後藤の右中間を破る2点適時2BHで同点に追いつくと、4番カブレラがM先発渡辺(俊)から、左中間席へ打った瞬間それと分かる特大の23号2ランHRを放ち2点を勝ち越す！さらに続く4回には、7番バルディリスの2BHと9番大引の四球で迎えた2死1･2塁のチャンスから、坂口がこの試合3安打目となる、右中間を破る2点適時2BHを放ち追加点を挙げ、中盤までに4点をリードする！

　投げては、序盤から中盤にかけて木佐貫が、ボールを低めに集める丁寧な投球でM打線に得点を許さず、終盤に入っても安定した投球で無失点に抑える。9回も走者を出すものの、後続を併殺打に打ち取りゲームセット。Mに連勝でチームは貯金を3とし、先発の木佐貫は見事完投で今季10勝目を挙げた！

「どんな場面でも塁に出ることが考えているので、それが得点につながってよかったですし、チャンスでも結果を出せることが出来てよかったです。まだまだ負けることの出来ない試合が続きますが、最後まで全力で戦っていきます！」

「10勝目前で足踏みをしていたので、何とかしたかった。今日は、妻と子供がドームに来ていまして、いいところを見せたかったので、よかったです。ロッテとは8回目の対戦で、お互いに手の内は分かっているので、化かし合いと思っていました。初回は"どうなっちゃうんだろう"と思いましたが、切り替えて、これ以上失点しないように粘って投げました。これまで随分リリーフ陣に迷惑をかけてきたので、完投出来てよかったです。残り登板数は少なくなりますが、投げる試合は全部勝てるように頑張っていきます！」

「木佐貫は、そろそろ勝つ頃やと思ってたけど、完投はブルペン陣も休めたし大きいな！坂口の追加点も大きかったし、バルの守備も大きかった！明後日からの楽天戦は、ブルペン陣も含めて総力戦やな！」