今日から本拠地･京セラドーム大阪にベイスターズを迎えての2連戦。ホームの声援を背に連敗ストップを狙いたい一戦では、フィガロが5月1日以来となる1軍のマウンドに上がった!

そのフィガロは初回、150キロ近い直球で先頭打者・荒波から空振り三振を奪うなど、3人で仕留める上々の立ち上がり!
するとその裏、相手先発・藤井に対し2死1塁から李大浩が高めの直球を捉え、痛烈な打球を飛ばす!! 「高めのまっすぐを、しっかり捉えることができましたね！ フィガロも久しぶりの先発ですし、先制することができてよかったです！」と振り返った打席は左中間への適時二塁打となり幸先良く先制! 4番のバットが連敗中のチームに勢いをもたらす!!

早々と援護をもらったフィガロは2回、不運な三塁打をきっかけに一打同点のピンチを背負うも、後続を落ち着いて断つ。
しかし迎えた3回、1死1,2塁から石川に適時打を許し、1対1の同点に追いつかれてしまう。しかし4回以降は走者を出しながらも粘りの投球を展開し、本塁生還は許さない!

一方の打線は3回から7回まで得点圏に走者を置くことができず、試合はこう着状態に陥る。

なんとしても相手の勝ち越し点は阻止したいBｓ。7回からはフィガロに代えて不動のセットアッパー・平野を投入する! 簡単に2死を取った後、1番・荒波に粘られた末の14球目。高めへの力強い直球で空振り三振に仕留め、味方の逆転ムードを高める!!

しかし、ここで均衡を破ったのはベイスターズ。8回、2イニングス目となった平野が1死から中村に特大の5号ソロを浴び、この試合初のリードを奪われてしまう。

逆転を諦めないBsは9回表に守護神・岸田を投入し、ここを無失点で切り抜け最終回のサヨナラ劇に望みをつなぐ! その裏は今日適時打を放っている4番・李大浩からの好打順だったが、相手守護神・山口から安打を放つことができず、1対2で惜敗･･･。

久しぶりの先発となったフィガロは6回95球を投げて、被安打4、奪三振5、失点1の力投。勝ち星はつかなかったが、「今日は、とにかく攻めのピッチングを意識してマウンドに上がった。 ボールが甘くなってしまったところもあったけど、全体的に落ち着いて投げることができたと思う。」と語る通り、今日は試合を作る投球を披露した。 また4番・李大浩は6月2日のジャイアンツ戦以来となる打点を挙げ、チームに貴重な先制点をもたらした! 今後4番のバットが多くの打点を挙げる展開になれば、それだけチームが勝利に近づくはず!

連敗を止めることはできなかったが、しっかりと気持ちを切り替えて明日の試合に臨みたいところ。今季2度目の先発となる塚原を打線が早い回から援護して連敗をストップさせ、まずは上位への追撃態勢を整えたい!!

＜先発6回、被安打4、失点1。＞
「今日は、とにかく攻めのピッチングを意識してマウンドに上がった。ボールが甘くなってしまったところもあったけど、全体的に落ち着いて投げることができたと思う。」

＜1回2死1塁から左中間を破る先制タイムリー2BHを放つ！＞
「高めのまっすぐを、しっかり捉えることができましたね！フィガロも久しぶりの先発ですし、先制することができてよかったです！」