初回に中島・T-岡田の連続長打、2回には岩崎の2号ソロHRで3点のリードを奪う。一方の先発松葉は毎回のように走者を背負う苦しい投球ながら、味方の好守連発にも助けられ5回まで1失点と粘投。しかし6回に1点差に迫られると、7回には救援陣が同点に追いつかれてしまう。その後は両チームとも譲らず試合は延長に突入。すると迎えた11回、先頭伊藤の四球から1死2塁の好機を作ると、安達が右中間を真っ二つに破る適時二塁打を放ち、劇的サヨナラで5時間に迫る死闘に終止符を打った。

「最後はなんとか外野の頭を越えてくれと願いました。縞田の11回のプレーが大きかった。
松葉はまだ本来のピッチングではなかったね。次に期待するよ。あとに投げたピッチャーがよくがんばってくれた。
初回もクリーンアップがよくつながったし、今日は勝つことができて本当によかった。これからも一戦一戦勝てるようにがんばります！」

＜今日のヒーロー！延長11回、1死2塁から右中間を破るサヨナラタイムリー2BHを放ち試合を決める！＞
「うれしいです！その一言しかありませんね。前の回に縞田さんがいいプレーをしてくれましたし、そのいい流れに乗れたと思います。自分の後ろには糸井さんなどいいバッターが控えていますし、なんとか繋ぎたいと思って打席に入りました。この夏の陣のユニフォームを着て勝つことができて、本当によかったです。まだまだ試合はありますので、これからも全部勝てるようにがんばっていきます！！」