2016.09.29 THU
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観客数:22,077人| 【審判】球審:丹波幸一 塁審(一):坂井遼太郎 塁審(二):白井一行 塁審(三):飯塚富司
吉田正第10号!勝利は贈れずも引退登板の小松の前で来季へ繋ぐアーチ
2016シーズン本拠地最終戦、その先発マウンドには今季限りで引退を表明した小松が上がる。E先頭島内に対し1打席限りの真剣勝負の末、最後は渾身のストレートをライト前に運ばれたが、堂々たる投球で現役最後のマウンドを終えた。
小松の後を受けたのはエース・金子千尋。初回に適時打を許すものの2回~4回を三者凡退に抑えるテンポ良い投球で攻撃の流れを作ると、4回に伊藤がレフトスタンドにソロHRを打ち込み試合を振り出しに戻す。
しかし6回、ここまで球数少なく投球をまとめていた金子千尋が暴投に2四球と突如制球を乱し4失点、代わった3番手・海田、4番手・高木もE打線の勢いを止められずこの回一挙8失点と大きく突き放されてしまう。
それでも、勝利をあきらめない打線は直後の6回裏、ルーキー吉田正がソロHR!球団史上2人目の新人二桁本塁打を達成し反撃の狼煙をあげたが、7回以降は快音を響かせることができず無得点。2016年本拠地最終戦を勝利で飾ることはできなかった。
◇ 福良 淳一 監督
「小松は10年間の現役生活お疲れ様でした。
金子は2回から本来の投球をしてくれていたけど、6回のセットポジションになってからですね。正尚の二桁本塁打はよかった。来年打線を引っ張っていってもらいたい。期待しています。」