1点を争う投手戦は引き分けに終わる
打線は初回に安達と吉田正の連打などで2死2,3塁、2回には小田のレフト前ヒットや大下の四球などで1死1,2塁と序盤からチャンスを作るも無得点に終わる。
先発の山本は初回を三者凡退!2回に初安打を許すが、3回からは3イニング連続三者凡退に抑えるなど、投手戦が繰り広げられる!
試合が動いたのは6回、打線は2死からモヤが2ボールから甘く入ってきた変化球をフルスイングし、右中間スタンドへ先制の9号ソロホームランを運ぶ!
しかし山本は直後の裏に2死1,3塁のピンチを招くと、E浅村に逆転打を許す。それでも7回2失点の好投を披露し、先発として試合をしっかり作る!
迎えた9回、打線は先頭打者伏見が左中間スタンドへ6号ソロホームランを放ち、バファローズは同点に追いつく!
振り出しに戻った試合は延長戦へ進んだが、両チームとも10回の攻撃は無得点に終わり、引き分けでゲームセットとなった。
◇中嶋 聡 監督代行
「由伸はがんばって投げてくれました。6回は打ち取った当たりだったとは思いますけど、福田も取ろうと思っていっているわけですから、難しいと思います。最後の球際のところですよね。
相手投手に序盤からかなりの球数を投げさせることはできたんですが、尻上がりによくなっていきましたね。追いつくことはできましたけど、欲しいのは引き分けではないですから。その先が欲しいですね。
粘りという点ではよかったと思いますが、そこを越さない限り、この負け越しは減りませんからね。」
◇山本 由伸 投手
<先発7回を投げ、被安打5、奪三振10、失点2>
「今日は調子自体もよかったですし、立ち上がりからしっかりと自分らしいボールが投げられていたと思います。ただ、やはり6回の場面、味方が先制してくれた直後のイニングだっただけに、なんとか勝負所で抑えたかったですし、逆転を許してしまって悔しいです。」
◇スティーブン・モヤ 選手
<6回2死から、ライトスタンドへ9号先制ソロHRを放つ!>
「打ったのはカーブ。高めに浮いてきたボールをしっかり振っていこうと思っていたよ!先制のホームランになってくれてよかった!」
◇伏見 寅威 選手
<9回無死から、レフトスタンドへ飛び込む6号同点ソロHRを放つ!>
「打ったのは真っすぐです。なんとか塁に出ることだけ考えて積極的に打ちました!(山本)由伸に負けが付いてしまうところだったので、なんとか消すことができてよかったです!」