

宮城が7回2/3を1失点に抑える好投を披露するも、打線が援護できず黒星



先発の宮城は初回を三者凡退に抑える好スタートを切ると、2回以降も走者を出さない完璧な投球を続けていく!
打線は3回に一死2塁と今日初めて得点圏へ走者を進めるも、無得点に倒れて先制の機会を逃す。
5回にも打線は二死から1,2塁の好機を作るも無得点に終わり、昨日と同じような試合展開が続く。
宮城は6回に初安打を浴びるなど一死1,2塁とこの日初となるピンチを招いたが、落ち着いた投球で後続を仕留めてこの回も無失点!
7回に宮城は一死1塁の場面でSサンタナにライトの右へ落ちそうな打球を打たれる。しかし杉本が華麗にスライディングキャッチ!味方の好守備にも助けられ、この回も無失点で凌ぐ!
しかし8回、ここまでS打線を零封してきた宮城だが、四球をきっかけに二死1,2塁のピンチを招き、S青木に先制打を許してしまう。
ここで投手交代となり、2番手吉田凌が登板。二死1,3塁のピンチで強打のS山田から空振り三振を奪い、最少失点でこの回を終わらせる!
奮闘する投手陣のためになんとか得点が欲しい打線だが、チャンスでのあと1本に苦しみ、バファローズは惜敗した。
◇ 中嶋 聡 監督
「先に点を取ることができていたら、宮城はもっと楽に投げられたと思うんですが。それでもこの舞台であれだけのピッチングができるというのはさすがですね。
丸々1ヶ月開いてたんで、少し心配していたんですけど、本当に十分なピッチングをしてくれたと思います。
そんな簡単に終わるわけがありませんよね。それが日本シリーズだと思います。この1敗は1敗としてしっかりと受け止めて、バッター陣はなんとかやり返してほしいですし、ピッチャー陣も悔しい思いをしている選手はいると思いますので。
また明後日、なんとかひとつ獲りにいきます。」
◇ 宮城 大弥 投手

<先発7回2/3を投げ、被安打5、奪三振7、失点1>
「少し荒れてしまっていた部分もありましたが、全体的には投げている感覚もよかったですし、バランスの取れたピッチングが出来ていたと思います。最後(8回)、粘り切れずに打たれてしまったところが悔しいですし、その前のフォアボールが響いてしまったんだと思います。」