打線は2回、安達と佐野皓の連打で無死1,3塁の好機を作ると伏見のダブルプレーの間に先制する。

一方先発の山岡はランナーは出すものの要所は締め、5回まで相手打線を無得点に抑える！

好投する山岡を援護したい打線は6回、紅林のタイムリーヒットと福田のスクイズにより2点の追加点を奪う！

山岡はその後8回まで得点を許さず、3-0のまま迎えた最終回。先頭の宗が内野安打で出塁し相手の暴投により無死2塁とすると、吉田正がライト照明に直撃する衝撃的な2ランホームランを放ち、リードを5点とする！

大きな援護点をもらった山岡は最終回のマウンドに向かう。先頭のM中村にヒットを許すも続くM安田を1-6-3のダブルプレーに打ち取りツーアウト。そして最後はM角中を一ゴロに抑えゲームセット！山岡は2018年以来の完封勝利で今カードの初戦を制し、チームの連勝を3に伸ばした。

「山岡は、ボールの扱いが難しい風だったと思うんですけど、しっかり投げてくれました。チームとして、本当にありがたいです。
打線は序盤、ボール球をしっかり見極められていたら内容は少し違ったと思いますけど、この風はバッターもボールがどう変化するとか、集中力を保つことも難しいと思います。その中でも、山岡がああやって投げてくれたら粘れる試合になりますよね。
（6回の攻撃は）バント失敗を紅林が救ってくれました。（9回のホームランについて）正尚はどこまで飛ばすんやと（笑）。まだまた上がってきて欲しいので、どんどん打って欲しいですね。明日にしっかり繋げていきたいので。本当にそこだけですね。」

＜今日のヒーロー！チームを3連勝に導く9回4安打無失点の快投！自身2018年以来となる完封勝利で今季5勝目を挙げる！！＞
「（今の気持ちは）久しぶりに最後までマウンドにいれたなって思います。（7回のピンチの場面は）点も取ってもらっていましたし、楽に投げさせてもらっていたので、なんとか最少失点で乗り切れたらいいかなと思っていました。強風の中で野手の方々に難しい打球も捕ってもらっていましたし、本当に全員で勝ち取れた勝利だと思います！いつもとボールの曲がり方なども違いましたし、新しい自分だなと思いながら投げていました。
（パ・リーグ防御率トップに）あんまり意識していないですけど、明日投げるピッチャーにすぐ抜かれると思うので(笑)、頑張って追い付いていこうと思います。
カード頭を取れたので、明日からも流れに乗っていけたらいいなと思います！
これからも応援よろしくお願いします！」

＜6回1死1,2塁から、センターへタイムリーヒットを放つ！＞
「打ったのは真っすぐです。チャンスの場面でしたし、1-0でリードはしていましたが、山岡さんにもっと楽に投げてもらいたいと思っていたので、なんとか打ててよかったです！」

＜9回無死2塁から、ライトスタンド上段へ5号2ランHRを放つ！＞
「打ったのは真っすぐです。しっかりといいスイングが出来ましたし、いい感触で打つことが出来ました！」