2023年オープン戦 第10戦
MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島にてオープン戦第10戦が行われました。
開幕投手候補、山岡泰輔がオープン戦2戦目の先発マウンドへ上がる。山岡は、初回こそエラー絡みで1点を失うものの、2回以降はまっすぐと多彩な変化球のコンビネーションで要所を抑え5回5安打1失点の好投。
初回に先制を許したバファローズは4回、ゴンザレスの四球から来田のタイムリー3BHで同点に追いつくと続く太田のタイムリーヒットで2-1と試合をひっくり返す。
試合の方は6回から継投に入り山崎福が危なげない投球で最後まで投げきり、そのまま2-1でバファローズが1点差の接戦を制し、シーズンを意識させる収穫あるゲームとなった。
◇ 中嶋 聡 監督
「山岡は球数も投げることができましたし、予定の5回をしっかり投げられたのでよかったと思います。(森とのバッテリーについて)理解し合うということが、これからも大事になってくるところですね。福也はいいピッチングだったと思います。状態もいいですよね。
色々なケースを想定していかなければいけなですし、ピッチャーはどれだけの人数がいても不安なので、いい状態のピッチャーが何人もいてくれることはありがたいです。
打線は、観察眼ですかね。ピッチャーがどういう球でストライクをとっているのか、どういう球がボールになっているのかという見極めが甘いですよね。そういう勝負勘を今から仕上げていかなければいけないと思います。
(打ち方や投げ方、守備の仕方などの)形に対してどうするかということを考えるのは分かります。それが選手なので。しかし、いざ本番となると、形を崩されたとしても食らい付かなければいけない部分が必ずあります。そういったところをもう少し出していけるようにしていきたい。開幕までのあと少しの時間で、どれだけ気持ちを昂らせて盛り上げていけるか、そういったことも課題になると思います。」
◇ 山岡 泰輔 投手
<開幕に向けて順調な調整ぶりを見せる5回5安打1失点の好投!>
「最後の2イニングのところはもう少し粘り強く、スムーズにいきたかったですが、序盤はよかったと思いますし、その感覚で球数を伸ばしていけるようにしていきたいです。今日はシーズンを意識して、(森)友哉にリードを任せていましたし、いろんな意図を感じられたところや、話し合いが出来たことはよかったです。開幕も近づいてきましたし、細かいところを修正しながら、しっかりと調整していきたいと思います。」