若月のタイムリーで今季初のサヨナラ勝利を挙げる!
バファローズ打線は初回、今日1番に入った茶野がヒットで出塁!1死2塁から中川圭がタイムリーヒットを放ち先制点を挙げる!
一方先発の山岡は3回、M佐藤にツーベースヒットを打たれこの日初めてのピンチを背負うと、1死1,3塁の場面でM友杉に犠牲フライを打たれ1点を失う。しかし山岡はここを最少失点で切り抜け、逆転は許さない。
その後山岡は6回まで相手打線の得点を防ぎ、打線の援護を待つ。
すると6回裏、宗のヒットなどで無死1,3塁のチャンスを作る!ここで初回にタイムリーヒットを放った中川圭がまたしてもタイムリーヒットを放ち、勝ち越しに成功!なおもチャンスで頓宮がタイムリーヒットを打ち、この回2点を奪う!
勝ち越しに成功した直後の7回、この回からコットンが登板するも、1死1,2塁でMポランコにタイムリーヒットを浴びて1点差に詰め寄られる。
8回のマウンドには曽谷が上がるが、ヒットと自身のエラーでピンチを作りイニング途中で交代。代わった吉田が犠牲フライを打たれ、試合終盤で同点に追いつかれる。
9回は両チーム無得点に終わり、試合は延長戦に突入する。
10回を山崎颯が、11回を小木田が抑え、迎えた11回裏。
2死から紅林がツーベースヒットでチャンスを演出!続く宜保が死球で出塁し、打席には今日まだノーヒットの若月が入る。
カウント0-1、コースに逆らわず逆方向に放った打球は、ライトの頭を超えるタイムリーツーベースヒットとなり、劇的サヨナラ勝利!
バファローズは今季初のサヨナラ勝利を挙げ、チームは2連勝となった。
◇ 中嶋 聡 監督
「最後、若月がよく決めてくれましたね。
(今日のゲームについて)よく凌いだ部分と、よく取った部分、もっと取れた部分と色々ありましたね。
山岡は攻めていくという意思を非常に感じるピッチングだったと思います。
曽谷はバント処理のところだけですね。あのワンプレーでこうなってしまうということを勉強してくれたらいいと思います。これからも大事な場面で投げてもらうつもりです。今日はたくさんのファンの中で投げることができたというのはいいことですし、次、落ち着いて投げてくれたらいいと思います。その後のリリーフ陣はよく凌いでくれたと思います。
(同率首位になったことについて)まだ4月の終わりなので。また明後日から1試合1試合がんばっていくだけですね。」
◇ 小木田 敦也 投手
<今日のヒーロー!延長11回のマウンドに上がり1イニングを無失点!プロ初勝利を挙げる!!>
「(11回の場面は)いつでも投げられる準備はしていましたし、いつでも来いと思って待っていました。(投手コーチに)思い切り行ってこいと言ってもらえましたし、しっかり自分のボールを投げに行きました。ヒットは打たれてしまったんですけど、なんとか0で抑えるという気持ちで投げていました。
(お立ち台は)初めてですし、気持ちいいです!
(プロ初勝利のボールは)しっかりと家に飾っておきます!まずはいつも家で支えてくれている妻に感謝の気持ちを伝えたいと思います!
(ファンの皆さんへ)明後日からも試合が続いていきますし、また一生懸命投げていきますので、これからも力強い応援をお願いします!」
◇ 若月 健矢 選手
<今日のヒーロー!延長11回、勝利に導く劇的サヨナラ打を放つ!>
「(サヨナラの場面について)2アウトから紅林と宜保ちゃんがつないでくれたので、ここは絶対決めるぞと思って打席に立ちました。
(投手陣の力投について)本当は山岡がいいピッチングをしてくれて、山岡に勝ちをつけたかったんですが、みんな最少失点で粘ってくれて、良いゲームだったと思います!
(ファンの皆さんに向けて)これからも頑張ります!」
◇ 山岡 泰輔 投手
<先発6回を投げ、被安打3、奪三振8、失点1>
「全体的には操れているボールも多かったと思いますし、しっかりとバッターと勝負が出来ていたところはよかったと思います。」
◇ 中川 圭太 選手
<1回1死2塁から、センターへ先制打となるタイムリーヒットを放つ!>
「打ったのは真っすぐだと思います。いつもと同じように後ろにつないでいく意識で打席に入っていましたし、それが先制点につながってくれてよかったです!」
<6回無死1,3塁から、レフトへ勝ち越し打となるタイムリーヒットを放つ!>
「打ったのはフォークです。追い込まれていたので、なんとか食らいついていこうと思っていましたし、いいところに打球が飛んでくれました!」
◇ 頓宮 裕真 選手
<6回2死1,2塁から、レフトへタイムリーヒットを放つ!>
「打ったのはフォークです。(中川)圭太がよく走ってくれましたし、なんとかもう1点欲しい場面だったので、タイムリーになってくれてよかったです!」