杉本が決勝アーチを放つなど逆転勝利を収める!チームは3位に浮上!
京セラドーム大阪に戻り、迎える北海道日本ハムとの第14回戦。先発のエスピノーザは初回を三者凡退に切って取ると、4回表までを無失点に抑える上々の立ち上がりを見せる。
すると打線はその裏。2死から紅林が四球を選び、宗のヒットで1,2塁のチャンスを作るとセデーニョがレフトへタイムリーヒットを放ち先制に成功する!
だが直後の5回表、1死1,3塁からF五十幡にセーフティスクイズを決められ同点とされる。その後満塁とピンチを広げると、F水谷に2点タイムリーヒットを浴び、勝ち越しを許してしまう。
エスピノーザは続く6回表にも2死から連打で1,3塁のピンチを迎えるも、ここは踏ん張りを見せ無失点で切り抜ける。
2点を追う打線は6回裏、西川と森の連打、紅林の犠打で1死2,3塁とすると宗がライト線を破るタイムリーツーベースヒットを放ち同点に追いつく!なおも2死3塁で迎えた杉本に左中間スタンドへの2ランHRが飛び出し2点を勝ち越す!
打線はさらに8回裏、若月のセンターバックスクリーンへのソロHRでリードを3点に広げると、迎えた最終回のマウンドにはマチャドが登板。そのマチャドは安定感抜群の投球で相手打線を三者凡退に抑え試合終了。
一時リードされるも、6回に打線が奮起し逆転勝利!バファローズは3連勝で5月4日以来の3位に浮上した!
◇ 中嶋 聡 監督
「(6回の攻撃について)やっぱりああいうところでしっかりと点を取ることが大事になりますので、宗がよく打ってくれましたよね。
(杉本選手のバッティングについて)得点圏で打って欲しいというのはもちろんありますけど、自分の成績を上げるためには、やっぱり4打席、1球1球をしっかり集中していかなければいけないと思いますので、その他の打席も大事にしてほしいと思いますけどね。
エスピノーザは、(5回のところは)デッドボールから始まって1点取られて、そこまでムキにならなくていいところだと思うんですけどね。ああいうところが課題になるんじゃないですかね。あまり経験が多いピッチャーではないので、これも育っていく中での過程なのかなとも思いますし、なんとか冷静にいけたらもっと楽に投げられると思います。
(これで3連勝になりますが)連勝とかではなくて、目の前の試合を勝っていくしかないので、そこを目指して(明後日からの試合も)やっていきたいと思います。」
◇ 宗 佑磨 選手
<今日のヒーロー!守備ではチームを助ける好プレー!打撃でも6回に同点タイムリー2BHを放つなど攻守に渡った活躍で勝利に貢献!!>
「(同点打の場面は)紅林がしっかりと送ってくれたので、初球から自分の完璧なスイングをしようと思っていましたし、いい結果になってくれてよかったです!
(感触は)いいスイングができましたし、ヒットになってくれてよかったです!
(連日の好結果の要因は)どんな時でもいっぱい練習して、諦めない心を持ってやっているので、そういうところだと思います。
(初球のヒットが続いたことについて)いつでも初球から振れる準備をしているので、その結果かなと思います。
(好守について)僕は守備からリズムを作って、バッティングに繋げていくと思ってやっているので、いい形になったのかなと思います。
(七夕の願いは)まだまだ僕たちは4連覇を諦めていないので、目の前の1戦1戦を大事にがんばっていきたいと思います!!」
<6回1死2、3塁から、ライト線へ同点打となる2点タイムリー2BHを放つ!>
「紅林がきっちりと送ってくれてチャンスだったので、自分のスイングをすることだけを意識して、初球から積極的に打ちにいきました。いい結果につながってくれてよかったです!」
◇ 杉本 裕太郎 選手
<今日のヒーロー!決勝打となる値千金の勝ち越し2ランHRを放ち、チームを勝利に導く!!>
「(HRの感触は)いい感じでした!
(打った瞬間の気持ちは)宗が攻守に渡って大活躍していたので、その勢いに乗ることができました!宗、ありがとう!
(打席を振り返って)前の打席で、チャンスで凡退したので、“次こそは!”という気持ちで打席に立ちました。
(打撃の調子は)ちょっとずついい感じになってきたんですけど、またすぐにダメになるのが僕なので、気を引き締めてがんばります!
(ファンの皆さんへ)宗みたいに毎日活躍できるようにがんばります!応援よろしくお願いします!!」
<6回2死3塁から、左中間スタンドへ勝ち越し打となる第4号2ランHRを放つ!>
「エスピ(エスピノーザ投手)ががんばっていたので、とにかく勝ち越そうと思っていました。なんとかスタンドまで届いてくれてよかったです!」
◇ アンダーソン・エスピノーザ 投手
<先発6回を投げ、被安打7、奪三振9、失点3>
「4回までは真っすぐも変化球もコースにしっかりと投げ分けることができていたと思いますが、カーブが抜けてしまいデッドボールを当ててしまったところや、セーフティスクイズの場面でホームに投げるという選択をしてしまい、アウトカウントを増やせなかったというところは反省しなければいけません。ただ、全体的には良いピッチングができていたのかなと思います。」
◇ レアンドロ・セデーニョ 選手
<4回2死1、3塁から、レフトへ先制打となるタイムリーヒットを放つ!>
「打ったのはスライダーです。とにかくコンパクトに打ちにいきました。逆転できるようにがんばります!」
◇ 若月 健矢 選手
<8回1死から、バックスクリーンへ第2号ソロHRを放つ!>
「なんとかいい追加点になってくれてよかったです!とにかく最後までがんばります!!」