楽天イーグルスとの3連戦の2戦目。連敗を止めたいバファローズはカスティーヨが先発のマウンドに上がる。そのカスティーヨは初回と2回を無失点で切り抜ける。しかし迎えた3回表、E石原にソロHRを打たれ1点の先制を許す。

一方の打線はE先発岸の前にチャンスこそ作るものの、序盤は得点を奪うことができない。

3回に得点を許したカスティーヨだがその後4回、5回、6回を全て三者凡退に抑える力投を披露！味方の反撃を待つ。

カスティーヨの力投に応えたい打線は6回裏、先頭の大里がツーベースヒットで出塁すると、続く森がレフトへのヒットを放ち無死1,3塁とチャンスを拡大する。すると続く3番太田のセンターへのタイムリーツーベースヒットで同点とする！なおもその後無死満塁とし、中川の遊ゴロの間に3塁走者が還り1点の勝ち越しに成功！

カスティーヨは7回1失点の好投でマウンドを降りると、8回表はペルドモが登板。走者を一人出すも危なげない投球でゼロに抑える。

1点リードで迎えた9回表、バファローズはマチャドがマウンドに上がる。しかし、1死2塁のピンチを招くと、Eフランコに痛恨のタイムリーツーベースヒットを打たれ試合は振り出しに戻る。

9回裏は得点を奪うことができず試合は延長戦へ。

延長10回表からは鈴木がマウンドに上がると、2イニングを無失点に抑える好投を披露。しかし同点で迎えた延長12回表、山下がマウンドに上がるも1死2塁からE阿部にタイムリーヒットを浴び1点を勝ち越されてしまう。

残された最後の攻撃、1死から三者連続四球で満塁の大チャンスを迎える。しかし最後は中川が併殺に倒れ試合終了。延長12回の末、惜しくも黒星を喫した。

「カスティーヨは良く投げてくれました。十分な内容だと思います。
舜平大は、何か変わることを期待して、何かを掴んでほしいと思って出したんですけどね。後半に向けて戦力を整えていかなければいけないところもありますので、間違いなくそこに入ってきてもらわなければ困る選手なので。結果的には使ったこっちが悪いので、彼は次に向けてやってほしいと思います。
打線はもう一押しのところで、あそこに立った選手ががんばるしかないので。オールスターまでのあと一試合、もう一回攻めていって、最後にしっかり点を取れるようにがんばります。こちらは期待するしかないですし、信用して出しているので、最後まで信用したいと思います。」

＜先発7回を投げ、被安打4、奪三振2、失点1＞
「自分の中では良い感覚で投げられていたと思いますし、バックの守備にも助けてもらって、最少失点で投げ切れたところはよかったと思います。」

＜6回無死1,3塁から、左中間へ一時同点打となるタイムリー2BHを放つ！＞
「打ったのは真っすぐです。チャンスの場面だったので、初球から積極的に打ちにいこうと思っていましたし、なんとか同点のタイムリーになってくれてよかったです！」