

投打奮わず敗戦。T-岡田、安達、小田が本拠地最後の勇姿を見せる



2024シーズン本拠地最終戦となるこの一戦。先発マウンドにはエスピノーザが登る。
エスピノーザは初回、1死2,3塁のピンチを背負うと、L佐藤龍にタイムリーヒットを浴び2点の先制を許す。その後2回、3回と無失点のイニングを作るも、4回に味方のミスも重なりさらに3点を失う。
一方の打線は4回までL今井にパーフェクトに抑え込まれるも、5回裏。2つの四球などで2死1,3塁のチャンスを迎える。ここで京セラドーム大阪にいつもの登場曲が流れると、ファンの大歓声を一身に受けT-岡田が代打で登場する。しかしT-岡田は初球を弾き返すもここは中飛に倒れる。
先発のエスピノーザは5回5失点でマウンドを降りる。6回は川瀬が登板するも3点を奪われ大きく突き放される。
8点差で迎えた6回裏の攻撃、1死から安達がコールされる。安達は追い込まれるも、直球をセンターへ鋭く弾き返す。しかしこれは相手の守備にも阻まれ中飛に終わる。2死となるも西野がこの日チーム初安打となるスリーベースヒットを放ちチャンスメイク。ここで代走として小田が指名され西野に代わり出場を果たす。だが後続が続かずこの回は無得点に終わる。
しかし7回裏、2死2塁のチャンスを作ると、代打の杉本がレフトへの一発を放ち2点を返す!
なおもT-岡田に2打席目が回ると、4球目を痛烈に弾き返しライトへのヒット!通算1193本目の安打をここで放つ!
6点ビハインドで迎えた8回の先頭は安達。安達はしぶとく三遊間へ運ぶとこれが内野安打となり、自身906本目のヒットを記録する!なおも打席には小田が入ると、遊直に倒れるも強烈な打球を放ち大きな歓声に応えた。
9回表はペルドモが登板するも1点を失う。
迎えた最後の攻撃、2死1塁でT-岡田に打席が回り惜しい当たりは出るものの、最後は三振に終わりゲームセット。
チームは大量失点を許し敗戦を喫するも、長年バファローズを支えたT-岡田、安達、小田が躍動。京セラドーム大阪に集ったファンに最後の勇姿を見せ、グラウンドに別れを告げた。
◇ アンダーソン・エスピノーザ 投手

<先発5回を投げ、被安打9、失点5>
「思い描いた結果を残すことができず、とても残念ですし、悔しいです。」
◇ 杉本 裕太郎 選手

<7回2死2塁から、レフトスタンドへ第11号2ランHRを放つ!>
「とにかく必死でした!何も覚えていません!!」