埼玉西武とのカード3戦目。

先発の曽谷は初回、L渡部聖にソロHRを献上する。

しかし直後の2回、この日4番に入った頓宮に今季第7号のソロHRが飛び出し同点に追い付く！

初回に得点を許した曽谷だったが、その後は力強い直球とキレのある変化球を武器にスコアボードに0を並べる。

1-1のまま迎えた9回、廣岡、西川、頓宮のヒットで1死満塁のチャンスを作ると、太田の押し出し死球で勝ち越しに成功する。さらにその後紅林が犠飛を放ちリードを2点に広げる。

最終回のマウンドにも曽谷が上がると、見事三者凡退に抑え試合終了。

曽谷が9回102球4安打1失点の好投でプロ初の完投勝利！チームの連敗を3で止めた。

「曽谷が素晴らしいピッチングをしてくれましたね。決め球もよかったですし、真っすぐも最後まで衰えませんでしたし、気持ちも出ていたと思います。全てがよかったです。（プロ初完投について）自信にしてくれたらいいと思います。
勝てない時期（4月）もありましたけど、そこをなんとか乗り越えて勝ちがついてからまた乗ってきて。毎試合良いわけではないので、そういった流れが先発をやっていたら出てきますので。1試合1試合に賭ける思いというものがあるからこそ、こうやってまた跳ね返すことができると思います。
（9回に勝ち越した）打線は、粘り強くなんとか、というのが見えていますので、そこは継続してやっていきます。
（頓宮選手のホームランも）先制されてすぐに追いつけたということも大きかったですね。
なんとか連敗を止められたことは大きいので、また明後日からホームでの試合をがんばっていきます。」

＜今日のヒーロー！チームを勝利に導く9回4安打1失点の快投！自身初となる完投勝利で今季4勝目を挙げる！！＞
「（初完投の今の気持ちは）疲れました…(笑)。（9回は）絶対に抑えるという気持ちでマウンドに上がりました。
（良かった点は）今日はストライク先行のピッチングで投げられましたし、良いボールも多かったので、そこがよかったんだと思います。
（自身初完投勝利で）本当にここまで長かったですし、なんとか連敗を止められてよかったです。いいピッチングを続けられているので、これからも失点を少なく、長いイニングを投げていければと思います。
本日もたくさんのご声援ありがとうございました！ホームに帰ってからも勝てるようにチーム一丸となって頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします！！」

＜2回無死から、レフトスタンドへ同点打となる7号ソロHRを放つ！＞
「打ったのはチェンジアップだと思います。感触もよかったですし、先制点を取られてしまった後だったので、すぐに取り返すことができてよかったです！」