

延長11回、野口の劇的サヨナラHRで決着!



今シーズン初のほっともっとフィールド神戸での一戦。神戸シリーズ2025~がんばろうKOBE 30th~supported by THE KOBE CRUISE、その初戦を託されたエース宮城は序盤3回をノーヒットに抑える完璧な立ち上がりを見せると、その後も安定感のある投球で相手打線を0に抑えていく。
打線は5回、2死から2つの四球でチャンスを作ると、西川が左中間を破る2点タイムリーツーベースヒットを放ち先制に成功する!
好投を続けてきた宮城だったが7回、2死満塁のピンチでL外崎に2点タイムリーヒットを浴び同点に追い付かれる。
8回から継投に入ったバファローズはペルドモ、マチャドと繋ぎ試合は同点のまま延長戦へ。
延長10回表、登板した山田が1死1,3塁のピンチを招くも、ここで代わってマウンドに上がった山岡が二者連続三振に抑える見事な火消しを見せる!
2-2のまま迎えた延長11回裏、2死から野口の捉えた打球は逆方向へ上がるとそのままレフトスタンドへ飛び込むサヨナラHRとなり試合終了!
神戸の開幕戦を劇的勝利で飾った!
◇ 岸田 護 監督
「ピッチャー陣がよくがんばってくれましたね。紙一重のところをよく粘ってくれたと思います。
宮城は、彼らしく丁寧なところと大胆にいくところができていたと思いますし、良いピッチングだったと思います。
(10回は山岡投手がピンチを凌ぎましたが)さすがのピッチングだったと思います。
(防御率0点台の相手先発投手から2点先制で)難しい相手でしたけど、そういうピッチャーから点を取るということをずっとやってきていますので、それが結果として出てよかったですね。
(野口選手のサヨナラホームランについて)ビックリしました。すばらしいホームランでしたね。
(神戸でブルーウェーブのユニフォームを着ての試合は)このゲームを楽しみに来てくれているファンの方がいる中で、勝ちゲームにすることができて本当によかったと思います。
明日も良いゲームができるようにがんばります。」
◇ 野口 智哉 選手

<今日のヒーロー!2-2の同点で迎えた延長11回に放った今季第1号ソロは試合を決めるサヨナラホームラン!!>
「(お立ち台で受けるファンの大歓声は)最高です!
(サヨナラの場面は)前の打席のチャンスの場面で打てなかったので、なんとか取り返そうと思って打席に入っていました。良い感じに打てていたので、長打にはなるかなと思って走っていました。
(チームの打撃陣について)みんな勝負強いですし、いい刺激をもらっています。
(ファンのみなさんへ)なかなか出番が少なくて悔しいこともあるんですけど、試合に出た時にはみなさんの期待に応えたいという思いで練習していますので、また熱いご声援よろしくお願いします!」
◇ 宮城 大弥 投手

<先発7回を投げ、被安打7、奪三振10、失点2>
「なんとかリードを守り切れるようなピッチングをしたかったですし、(7回の)勝負所でしっかりと投げ切れなかったことが、ただただ悔しいです。」
◇ 西川 龍馬 選手

<5回2死1,2塁から、左中間へ先制打となる2点タイムリー2BHを放つ!>
「打ったのはスライダーです。シンプルに来たボールに対して打つことを考えていましたし、いいところに打球が飛んでくれました。(宮城)大弥に援護点を取ることができてよかったです!引き続き最後までがんばります!」