

宮城が9回1失点の圧巻の投球!最後は大城の押し出し四球で決着!



バファローズ先発はエース宮城。3回に2死2塁のピンチを無失点で切り抜けると、その後は2塁を踏ませない素晴らしいピッチングで相手を抑えていく。
打線は5回、頓宮、西川の連打などで1死1,3塁のチャンスを作ると、大城の内野ゴロの間に1点を先制する。
1-0で迎えた8回、ここまで好投を続けてきた宮城だったが、2死2塁と3回以来のピンチを背負うとG泉口にタイムリーヒットを許し同点に追い付かれる。
9回のマウンドにも上がった宮城は、先頭打者に出塁を許しピンチを背負うも、最後は後続を切り9回1失点の圧巻の投球でマウンドを降りる!
その後ペルドモ、山岡が0に抑え迎えた11回裏、先頭の杉本がツーベースヒットで出塁すると、代打のディアスもヒットで続くなど1死満塁の大チャンスを作る。すると最後は大城が7球粘った末に押し出しの四球をもぎ取り劇的サヨナラ勝利!
白熱する投手戦を見事粘り勝ち、巨人とのカード勝ち越しを決めた!
◇ 岸田 護 監督
「みんな、全員が必死にやってくれましたね、勝つことができてよかったです。
(11回の打席の)大城は落ち着いてなんでもプレーをこなすので、期待していました。誕生日ですし、よかったですね。
宮城は素晴らしいピッチングをしてくれました。なんとか宮城に勝ちが付いたらよかったんですけど、援護できずに申し訳ないなと思っています。(9回のマウンドへは)どうしても宮城に勝ちを付けてあげたかったですし、もう1イニングいける感じもありましたので。しんどかったと思いますけど、しっかり抑えてくれましたね。
明日もなんとか勝てるように、必死に食らい付いて戦っていこうと思います。」
◇ 大城 滉二 選手

<今日のヒーロー!延長11回1死満塁のサヨナラのチャンスの場面で冷静に四球を選ぶなど2打点の活躍!守備でも好プレーを連発するなど攻守に渡った活躍で勝利に貢献!!>
「(サヨナラの場面は)なんとか前にボールを飛ばそうと必死だったので、なにか“こと”を起こそうという感じで打席に入っていました。
(打席でバースデーソングも)スタメンと言われた時から今日は僕の日になるなと思って試合に臨んでいました(笑)。
(ショートの守備について)普段はあまり守らないところなんですけど、紅林がまだ痛いと言うので…(笑)、なんとか無難にこなせてよかったです。
(活躍の要因は)オンとオフがしっかりとしているから、いい結果につながっているのかなと思います。
(ファンのみなさんへ)明日もチーム全員で勝ちに向かっていきますので、応援よろしくお願いします!!」
◇ 山岡 泰輔 投手

<今日のヒーロー!1-1で迎えた延長11回のマウンドに上がり、1イニング無失点の好投で今季2勝目を挙げる!!>
「(マウンドに上がる時の気持ちは)とにかく0で次のピッチャーにつないでいきたいなという気持ちだけでした。両投手がすごくいいピッチングをしていたので、僅差で出番が来るのかなと思って準備していました。
(投球を振り返って)まだ三者凡退が無いので、次は三者凡退で抑えられるようにがんばります!
(大城選手の守備について)先頭打者も大城さんのところに(打球が)飛んで、最後も締めてくれたので、やっぱり今日“誕生日”だなと思います!
(ファンの声援について)いつもマウンドに上がる時に、大きな声援だったり、いろんな言葉を掛けていただいて本当に感謝しています。ありがとうございます!
この流れで明日も勝って、名古屋に行きたいと思います。応援よろしくお願いします!!」
◇ 宮城 大弥 投手

<先発9回を投げ、被安打6、奪三振11、失点1>
「勝負所で投げ切れなかったこと、リードを守り切れなかったことが、ただただ悔しいです。なんとかチームが勝ってくれることを信じて、ベンチでしっかりと応援します。」