連敗で迎えた対福岡ソフトバンクとのカード最終戦。なんとしても勝ちたいバファローズの先発のマウンドには、東が登る。

東は、毎回のようにランナーを出しながらも、要所を締めるピッチングでH打線にホームを踏ませない。

一方の打線はH先発松本晴に対し、ヒットは放つもののあと1本が出ず得点を奪えない。

東は5回を投げ無失点で山岡に継投。山岡は危なげなく1イニングを三者凡退に切って取る。

するとその裏、太田のヒットや四球で得た1死満塁の場面で、紅林がそれまでのじりじりした展開を破る特大のグランドスラムを5階席に放り込む！

一挙4点を先制したバファローズは、その後も岩嵜、ペルドモ、マチャドと盤石のリレーでH打線を封じ込めて勝利。

「Bsオリ姫デー2025 supported by エクスドリーム不動産」の最終日となるこの試合、紅林の球団通算9,000号となる満塁ホームラン、そして投手陣の奮闘によりバファローズは完勝を飾った。

「東は、まだ本調子ではないと思うんですけど、途中から出力も抑えながら丁寧に投げた結果、しっかりと抑えてくれましたね。福永もうまくリードしてくれたと思います。
（紅林選手のHRは）打った瞬間、いったと思いましたね。紅林も先月からちょっと調子が上がって来なかったんですけど、これで吹っ切れてくれたらいいですね。
ブルペン陣も頑張ってくれていますし、すごく頼もしいなと思っています。
明日からも厳しい戦いになると思いますけど、1戦1戦必死にやっていきたいと思います。」

＜今日のヒーロー！6回、1死満塁から値千金の5号決勝満塁HRを放ち、チームの勝利に貢献する！＞
「（6回の打席はどのような思いで打席に入った）その前の打席まで凡退していて、（前のバッターの）頓宮さんも敬遠になりましたし、とても悔しい思いをしていましたので、なんとか打ってやるぞという気持ちで打席に入りました。（感触は）完璧でしたね。（1塁を回ったところで拳を突き上げていたが）最近全然打てていませんでしたので、本当に嬉しくて（拳が）出ました。
（今日はオリ姫デー最終日、オリ姫のみなさんへ向けて）来年は僕に投票してください！
（明日からの試合に向けてファンのみなさんへ）まだまだ大切な試合が続きます。明日からの試合も勝てるようにがんばりますので、応援よろしくお願いします！」

＜6回、1死満塁からレフトスタンド上段席へ先制となる第5号満塁HRを放つ！＞
「打ったのはスライダーです。頓宮さんが敬遠されましたし、自分が決めてやろうという気持ちで打席に入りました。
打った瞬間、いったと思いました。最高の結果になってくれてよかったです！」

＜先発5回、2安打、無失点＞
「とにかく先制点を与えないということを意識して投げました。ランナーを出しながらにはなってしまいましたが、0で粘れたことはよかったと思います。球数を使ってでも、なんとか0でという気持ちではありましたが、もっとリズムの良いピッチングをして、長いイニングを投げられるようにしていかなければいけないと思います。」