

山下が6回2失点と力投も、相手投手陣に抑え込まれ敗戦



2025パーソル クライマックスシリーズ パ ファーストステージ初戦。
そのマウンドを託された山下は初回、3つのアウト全てを三振で奪う圧巻の立ち上がりを見せる。
しかし2回、先頭のF郡司にツーベースヒットを浴びると、その後1死3塁からF万波にタイムリーを打たれ先制を許す。続く3回は三者凡退に抑えるも、4回にF郡司にソロHRを打たれ2点差とされる。
5回にも無死3塁のピンチを背負ったが、後続を切り無失点で凌ぐと、6回には158キロの直球に変化球を操り三者凡退に抑えマウンドを降りる。
一方の打線は2回、4回、5回と得点圏に走者を進めチャンスを作ったが、相手先発F伊藤の前にあと一本を出すことができず山下を援護することができない。
7回以降は椋木、岩嵜が無失点に抑える好リリーフを見せたが、最後まで得点を奪うことができず0-2で試合終了。
山下が6回2失点と力投を見せるもCS初戦を勝利で飾ることができなかった。明日の試合に勝利し3戦目に持ち込みたい。
◇ 岸田 護 監督
「接戦になるとは思っていましたけど、相手ピッチャーに流石のピッチングをされてしまいましたね。打ち崩すのはなかなか大変でした。
(先発の山下投手は)良いピッチングでした。粘ってよく投げてくれたと思います。
(明日の先発は宮城投手)宮城らしくやってくれたらいいと思いますし、思う存分自分の力を発揮してほしいですね。うちのエースなのでやってくれると思います。
(明日の試合は)勝たないと終わりなので、それだけですね。盛り上がる試合を展開できるようにがんばります。」
◇ 山下 舜平大 投手

<先発6回を投げ、被安打6、奪三振5、失点2>
「最初は力んでしまっていたんですが、投げていくうちに徐々に力も抜けて、カーブやフォークも使いながら、うまくカウントを進められていたところもあったのですが、それだけに点を取られてしまったところが、ただただ悔しいです。」