

杉本、紅林の一発で7回までリードを奪うも、終盤逆転を許しCSファイナル進出ならず



2025パーソル クライマックスシリーズ パ ファーストステージ第2戦。
昨日の敗戦で後が無くなったバファローズは、この試合に勝ってCSファイナルへの希望を繋げたい。
打線は2回、先頭の杉本が左中間へソロホームランを放ち先制に成功するも、その裏に先発の宮城がタイムリーヒットを浴びすぐさま同点とされる。
だが続く3回、若月がツーベースヒットを放ち、その後2死1,3塁のチャンスを作ると、紅林が初球の失投を逃さず捉え、これがレフトへの3ランホームランとなり勝ち越しに成功する!
援護をもらった宮城だったがその裏、1死1,2塁のピンチを招くと、F清宮に2点タイムリースリーベースヒットを打たれて1点差、一進一退の攻防が繰り広げられる。
宮城が3イニングを投げたところでバファローズは早くも継投に入り、代わってマウンドには九里が登る。
九里は一打同点のピンチを何度か迎えるも、粘りの投球で7回まで得点を許さず、1点差のまま試合は終盤へ。
8回からは岩嵜がマウンドに上がり、先頭打者2人を三振に抑える。しかしそこから連打を浴び、2死1,2塁のピンチを招くと、Fの強打者レイエスを迎える。
岩嵜は力のあるボールを投げ込み追い込むも、ライトへ2点タイムリーヒットを弾き返され逆転を許してしまう。
最終回、なんとか意地を見せたいバファローズだったが、代わったF齋藤の前に三者凡退に打ち取られゲームセット。
杉本、紅林のホームランで7回までリードするものの、終盤に逆転を許したバファローズ。
健闘するも、CSファーストステージで敗退となった。
◇ 岸田 護 監督
「本当に悔しかったですね。
(九里投手がリリーフ登板)宮城も今年は万全ではない中でやっていましたし、いろんな部分も考えながらではありますが、九里にも投げてもらおうと思っていました。九里は本当に素晴らしいピッチングをしてくれましたね。
この結果をしっかりと受け止めなければいけませんし、現状では力の差があったかも分かりませんが、この差を埋められないことは無いと思っていますので。
やるべきことはたくさんあると思いますけど、1つ1つ改善していきながら、来年は全員で巻き返せるようにやっていきます。」
◇ 宮城 大弥 投手

<先発3回、5安打、3失点>
「打線が得点した直後の失点をなんとか防ぎたかったです。大事なイニングだということが分かっているだけに、粘りたかったですし、悔しいです」
◇ 杉本 裕太郎 選手

<2回無死から左中間スタンドへ先制ソロHRを放つ!>
「まっすぐを完璧に捉えることができました。とにかく勝つために、最後までがんばります。」
◇ 紅林 弘太郎 選手

<3回2死1、3塁からレフトスタンドへ勝ち越し3ランHRを放つ!>
「打席に入る前に(水本)ヘッド(コーチ)に“思い切っていけ!”と言われましたので、思い切りいきました。ヘッドのおかげです!」