2023宮崎春季キャンプ紅白戦 第1戦

2023年2月12日(日)
紅白戦 <SOKKENスタジアム> 11:00

たくさんのファンが詰めかけたSOKKEスタジアムで、今キャンプ初の紅白戦が行われました。

白組は、開幕ローテーション入りを狙う東が先発のマウンドに上がる。東は時折見せるスローカーブを有効に使うなど持ち味を発揮。2イニングを無失点に抑え、今季初実戦で、好印象を残すピッチングを見せた。

打線は初回、白組先頭の太田が2BHでチャンスメイクすると3番に入った紅林がセンターへタイムリーを放ち鮮やかに先制。その後も相手のエラーや釣のソロHRなどでリードを広げる。一方、3点を追う紅組は3回、佐野如、福永、宜保の3連打で満塁のチャンスを作ると、押し出しのフォアボール、ワイルドピッチ、更にはセデーニョが犠牲フライを放ち、一気に3点を奪い、続く4回も福永のタイムリーと宜保にも3ランHRが飛び出すなど一気に試合をひっくり返す。5回に白組は太田の2ランで2点差に詰め寄るも、7-5で紅組の勝利で紅白戦は幕を閉じた。

この試合、投手では東、前が持ち味を存分に発揮したピッチングを披露し、開幕一軍へ向けて猛アピールに成功。野手では釣、宜保、太田に一発が飛び出し、紅林、福永が2安打を放つなど早くも若牛達が高いレベルでの競争を演じ、収穫の多い2023年紅白戦初戦となった。

中嶋 聡 監督

「この時期は、今自分達がやっていることができたのか、できていないのかが大事だと思います。結果がどうだからとか、そこに関してこちらは何も思っていないですね。全て自分たちが考えてやっていることですので。
選手は昨日から、今日どうやってゲームに入るのかということを考えていると思いますし、それで今日実際ゲームをやってみて選手がどう感じたかということですね。」

東 晃平 投手

<先発2イニングを無失点に抑える好投を披露!>
「身体に疲れはあるんですが、自分の思ったボールが投げられたと思います。カーブはオフの間に制球力を上げるように練習していましたので、うまく使えてよかったです。去年1勝できたことは気持ちの面では大きいですが、まだまだアピールしていかなければいけない立場ですし、これからもがんばっていきます」

宜保 翔 選手

<試合を決める3ランHRを含む2安打の活躍!>
「(ホームランは)完璧でした。よかったです。その前のボールに差し込まれていたので、次もまっすぐが来ると思って、前にポイントを出して強く振ることを意識しました。強く振ることを練習していたので、それを実践できたことがよかったです。まだまだキャンプは続きますので、これからもがんばっていきます」