2008.05.04 SUN
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◆逆転負けでホークス3連戦3連敗を喫す…◆

 昨日は、終盤の追い上げも後一歩及ばず、試合を制することができなかったBs。通算13勝23敗と借金が2ケタに突入してしまったが、この苦しい状況を何とか打破し、5月攻勢を開始したいところだ。

 まず先制して試合を優位に進めたいBsは、ホークス先発の和田から、先頭の下山が四球で出塁すると、2番後藤がキッチリ犠打を決め、1死2塁と得点圏に走者を進める。この後カブレラは倒れるが、4番ローズが左翼線へタイムリー2BHを放ち、幸先よく1点を先制!すると、2回、この回先頭の濱中がショートの頭上を鋭く破る左中間への2BHでチャンスメイク。この後塩崎の右飛の間に1死3塁と追加点のチャンスを作り、日高の右犠飛で1点を追加する!さらに3回には、この回先頭の下山がショートへの内野安打で出塁すると、2番後藤が犠打を決め、1死2塁と、初回と同じ形を作る。この後2死2塁と状況が変わり、4番ローズが今度は1塁線を鋭く破る右前適時打を放ち、この日2打点目!小刻みに得点を積み重ねる!
 一方、中6日で今季7試合目の先発マウンドに上がる近藤は、初回に不運な内野安打2本で1死1・2塁とピンチを招く。リズムに乗っていきたい近藤は、続く小久保を見逃しの三振に切って取ると、柴原は三邪飛に打ち取り、立ち上がりを無失点で切り抜ける!すると、2回・3回と3者凡退に切って取るなど、3回まで相手を無失点に封じ込める!しかし、4回に松中の2BHから1死3塁のピンチを招き、柴原の右中間を破るタイムリー2BHで1失点。さらに5回には、走者を1人置いて、長谷川に右翼越えのタイムリー2BHを許すと、続く松中(右翼席・2ラン)・小久保(右中間席・ソロ)に連続HRを浴び、この回一挙4失点で試合をひっくり返されてしまう。先発の近藤は、6回まで投げ、被安打8・失点5という投球内容で無念の降板。もう1点を与えられないBsだったが、7回からマウンドに上がった菊地原が連打で無死2・3塁のピンチを招くと、代わった3番手の山口が代打・辻に2点タイムリーを浴び、さらに点差を広げられてしまう。
 試合をひっくり返され、4点を追う展開となったBs。何とか意地を見せたいところだったが、ホークス投手陣(和田-小椋-久米)の前に6回以降は無安打に抑え込まれ、逆転負けでこのカード3連敗を喫す結果となった。

 3連敗で借金が11と苦しい戦いが続くBsだが、4月29日から続く9連戦も残り3試合。明日から始まる本拠地でのマリーンズ3連戦で連敗脱出と巻き返しを図る。

テリー・コリンズ 監督

「序盤にローズがタイムリーを打ったが、後が続かなかった。近藤は5回に制球を乱してしまった。松中や小久保には、ベースの上に投げると今日のような結果になる。野球は投手がしっかりと仕事をしなければ勝つことができない。」

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