

◆最終回の粘りも後一歩及ばず3連敗を喫す…◆


昨日は、大石監督代行初采配となる試合を制することができず、2連敗となったBs。しかし、最終回の粘り(2得点)を今日の試合に繋げ、何とか連敗を食い止めたいところだ。
今日の一戦、ここまで無傷の4勝を挙げている左腕山本が先発マウンドに上がると、初回に2死3塁から4番栗原に右前適時打を浴び、先制点を許してしまう。しかし、2回以降は本来のリズムを取り戻し、5回を終わり被安打2とカープ打線に付け入る隙を与えない!
一方、カープの先発は、新外国人投手のルイス。150km近いストレートと多彩な変化球を操り、ここまで5勝(4敗)・防御率2.14と好成績を残している。好投手を何とか打ち崩したいBsだが、5回まで北川のサード強襲の内野安打と日高の中前打の2安打に抑え込まれ、なかなか反撃の糸口を掴むことができない。
試合は1点ビハインドで迎えた6回表、ここまで好投を続ける山本が簡単に2死を取った後、中前打の東出を1塁に置いて、続く3番アレックスに痛恨の2ランHRを右翼席へ運ばれてしまう。初回以降、完全にリズムを取り戻していた山本だが、5回2/3を3失点という投球内容で無念の降板となってしまう。
カープ先発のルイスをなかなか捕らえることができなかったBs打線だが、7回1死からカブレラが右翼フェンス直撃の3BHでチャンスメイクすると、続く4番ローズが"打った瞬間それとわかる"5階席に飛び込む超特大の12号2ランHRを右翼ポール際へ放ち、1点差まで詰め寄る!しかし、8回に再びカープに1点を追加され追い込まれたBs。2点を追う土壇場の最終回、坂口(中前打)・村松(左前打)の連打で無死1・2塁とし、カープ守護神の永川をマウンドに引きずり出す。すると、絶好のチャンスで続くカブレラが三遊間を破る左前適時打を放ち1点差!逆転勝利に望みを繋いだBsは、この後1死満塁と同点、さらには逆転サヨナラのチャンスを作る。しかし、続く日高が三邪飛・後藤が中飛に打ち取られ、万事休す。
最終回の粘りも後一歩及ばず、カープに連敗を喫したBsは、タイガース戦からの連敗が3となってしまった。明日から始まるベイスターズ2連戦に向けてこれから横浜入りするBsは、明日こそ連敗脱出と大石監督代行に初勝利をプレゼントしたいところだ。
大石 大二郎 監督代行
「今日も最後は粘ったが、勝たなければいけない。先発山本はよかったと思う。自分の持ち味は出してくれた。最後は後一本だった。ああいう場面で打てるように経験を積んで精神面も鍛えなければいけない。」