

◆初回に4点を先制するも、逆転負けで連勝ならず・・・◆

昨日は、今季最多安打となる18安打10得点と打線が大爆発し、大石監督代行に待望の1勝をプレゼントしたBs。連敗を止めるとともに再び最下位を脱出し、このまま勢いに乗っていきたいところだ。また、この日の先発マウンドに上がる金子は、3月20日の開幕戦で球界を代表する右腕・涌井に投げ勝ち、一気に新エースの座を掴んだかに思われたが、その後不振に陥り5月12日に登録抹消されていた。約2週間ぶりに一軍登録され、完全復活を目指す。
先制点を奪い試合の主導権を握りたい打線は、ベイスターズ先発の左腕・那須野に初回から襲い掛かる!まずトップバッターの下山が四球を選ぶと、2番坂口がサードへの内野安打で無死1・2塁と先制のチャンス到来!ここで昨日の試合で決勝打を放ったカブレラが、センターへ素直に弾き返しまずは1点先制!すると、続くローズの中飛で1死1・3塁とし、選手会長・北川がライトへ犠飛を放ちこの回2点目。なおも、大引が左中間フェンス直撃、後藤が右中間へ連続2BHを放ちこの回計4点。ベンチのムードは初回から最高潮に達する!
いきなり4点のプレゼントをもらった金子は、1回・2回と上々の立ち上がりを見せ、試合はBsペースで進む!しかし、3回に金城の中前打・村田の右前打と2本のタイムリーヒットを許し2失点。すると、4回に下山のソロHRでリードを3点に広げてもらった金子。しかし、5回にはまたもや金城にソロHR・村田に3ランHRと今度は2本のHRを許し4失点。結局4回2/3を投げ6失点と、自身の復帰戦を飾ることができなかった。もう1点を与えなれないBsだが、6回に3番手香月が金城にタイムリーを浴びると、8回には5番手の山口が仁志にソロHRを許し、さらに引き離されてしまう。
試合をひっくり返され、何とか食い下がりたいBsだが、5回以降もチャンスは作るも後一本が出ず、苦しい展開を強いられる。そして、試合は後半に入り、YB守護神の寺原の前に8回・9回と3者凡退に切って取られ、悔しい逆転負けを喫す結果となった。
逆転負けで連勝はならなかったBsだが、明日名古屋へ移動し明後日から始まるドラゴンズ2連戦に巻き返しを図る!
大石 大二郎 監督代行
「金子はまだボールが高いし甘いかな。シモ(下山)がよく打ってくれたんだけど、やっぱり金子にもう少し頑張ってほしかった。調子は上がってきているので、次回は頑張ってほしい。タフィー(ローズ)とアレックス(カブレラ)の状態がよくなりつつあるのは、嬉しいことだね。」