

◆坂口(決勝打)・森山(好走塁)の活躍で、YBに大逆転勝利!!◆


1週間ぶりにホームに帰ってきたBsナイン。交流戦も残すところあと8試合を迎え、ここまで8勝8敗と勝率5割。今日からのベイスターズ戦を連勝し、交流戦勝ち越しを狙いたいところだ!
今日の先発は4月19日以来の3勝目を目指し、金子がマウンドへ。その立ち上がり、先頭金城から三振を奪うと、3回までに許した出塁は、初回の内川にあたえた四球だけと、完璧な投球内容をみせる。しかし4回、先頭の仁志にソロHRを浴びると、3回までとは一転し、次打者内川に四球を与えると、リズムを失いこの回痛恨の5失点。結局5回を投げ、5失点で無念の降板となった。
先取点を奪い金子を盛り立てたい打線だったが、6回を終わって散発4安打と、YB先発桑原をなかなか攻略できず、6回を終わって0対5と苦しい展開が続く。
2番手投手は川越。6回から金子の後を受けた川越は2回を完璧な投球をみせる。しっかりとYBの勢いを止め、見方の反撃に期待する。
2番手川越の好投に応えたい打線は7回、疲れの見え始めた桑原に襲い掛かる!先頭下山が四球を選ぶと、後藤の左翼線に落ちる安打で無死1・3塁とチャンスメイク。ここで今日スタメンの森山がベンチの期待に応え、左前適時打を放つ!さらに、続く坂口のセーフティーバントが相手野手のエラーを誘い、2塁ランナーの後藤が一気にホームイン!その後も、2死3塁と場面がかわったところで、3番カブレラが右前適時打を放ち、この回3点目。3対5と2点差に詰め寄る。
2点ビハインドながら8回からは、中継ぎエースの本柳を投入。3番手登板の中継ぎエース本柳は今日も3人で抑える好投をみせる。金子の後を受けた川越・本柳とパーフェクトリリーフをみせ、試合の流れは完全にBsへ。
そして、8回に試合は大きく動いた。YB5番手ヒューズからこの回先頭の北川が四球を選ぶと、日高が中前打で続く。ここでYBはストッパー寺原を投入。無死1・2塁から下山がキッチリと犠打を決め1死2・3塁。ここで相手バッテリーが焦り、寺原の暴投でまずは1点。場面は1死3塁となり後藤が大きな右犠飛を放ち、ついに同点!
さらに、森山がセカンド内野安打で出塁すると、次打者坂口の初球に2盗を決める。このチャンスで今日のヒーロー坂口が中前打を放ち、俊足森山が一気にホームインし1点勝ち越し!
9回はBs守護神加藤(大)が3人で締めゲームセット。
中継ぎ陣の好投が勝利を生んだ今日の試合。打線は11安打すべてがシングルヒット。足を絡めてみんなで繋いで、逆転勝利に結びつけた。明日もこの勢いをさらに加速させたいところだ!!
坂口 智隆 選手 <決勝打を含む3安打1打点の活躍でチームを勝利に導く!!>
「諦めなかったら、絶対に逆転のチャンスがあると思っていました。ベンチも盛り上がっていたのでいける雰囲気はありました。森山さんが盗塁してくれたので、何とかしたい気持ちでいっぱいでした。これからも一試合、一試合、全力で強いオリックスを見せられるように頑張っていきたいです。」
森山 周 選手 <2安打1打点(1盗塁)の活躍をみせ、走・好・守で勝利に貢献!!>

「真っ白なユニフォームより汚れたほうが自分らしいですね。盗塁の場面は、行けたら"GO"のサインだったので初球から狙っていました。これが僕の仕事だと思います。決勝点の走塁も坂口が絶対打ってくれると思っていたので、いいスタートがきれました。チャンスが巡ってきたので"打撃・守備・走塁で積極的に"という気持ちです。これからも自分の持ち味である足を武器にチームに貢献していきたいです。」
大石 大二郎 監督代行
「リリーフが頑張ると、こう言う展開になりますね。川越も本柳も良かったね。金子は3回まで完璧だったんだけど、仁志のホームランでリズムが狂ったのかな。ボール自体は良かったね。野手の方は本当にみんなでよく繋いでくれた。」