

◆4時間を越える総力戦を制することができず、交流戦最終戦を白星で飾れず・・・◆
交流戦最終戦となるS戦を白星で飾り、交流戦成績を5割(12勝12敗)で締めくくりたいBs。4連敗中と苦しい戦いが続くが、今日の一戦で連敗を脱出し、27日から再開するペナントレースに大きな弾みをつけ、後半戦での巻き返しをスタートさせたいところだ!!
上空には厚い雲がかかり、今にも雨が落ちてきそうな試合前の神宮球場。先取点を何とか奪いたい打線は、S先発左腕村中に対し、3回に後藤の中前打、下山の中越2BHで1死2・3塁と先制のチャンスを迎える。ここで続く坂口の左犠飛でBsが幸先よく1点先制!
一方、Bsの先発は近藤。2回までに被安打1・四球3とランナーを出し苦しい投球が続くものの、何とか無失点に抑え試合の流れを作る。
ところが、3回表の攻撃を終わったところで雨が激しくなり試合は一時中断。この中断でリズムを崩した近藤は、試合再開直後に、宮本・青木に連打を許すと、続く畠山に2点タイムリー2BHを浴び、逆転を許してしまう。結局近藤は3回2失点で無念の降板となった。
もう1点も与えられないBs。近藤の後を受けたリリーフ陣(川越・小松)が相手を"ゼロ"に抑え込んできたが、7回に守備の乱れで大きな追加点を許してしまう。
2点を追うBsは、追い込まれた土壇場9回の攻撃、この回先頭のカブレラが高目のストレートを叩き右翼席へ飛び込む追撃のソロHRを放つ!なおもこの回、今度は北川がスライダーを左翼席へ運び、土壇場で同点に追いつく!
3対3で延長戦に突入した今日の試合、迎えた延長10回裏、8回からマウンドに上がった守護神加藤(大)が、連続四球から2死2・3塁と絶体絶命のピンチを招く。すると、ここで途中出場の武内にサヨナラタイムリーを浴び、4時間を越える総力戦を制することができなかった。
交流戦最終戦を白星で飾ることができず、5連敗となってしまったBs。交流戦成績も11勝13敗と負け越しが決まってしまった。苦しい戦いが続くが、気持ちを切り替えて27日から再開するペナントレースで巻き返していきたいところだ。
大石 大二郎 監督代行
「打線はよく追いついたね。もう少し早い回に得点できればよかったんだけど。交流戦を終えて2つ負け越したが、チームの状態は悪くない。明日休んで、明後日からしっかり練習したい。」