

◆終盤に粘りをみせるが、あと一歩のところで勝利をつかめず・・・◆

現在5連敗中と苦しい戦いの続くBs。セ・パ交流戦を終え、今日からパ・リーグ公式戦が再開。気分を新たに、京セラDでのF3連戦に挑む!
今日のBs先発は、来日後登板するたびに調子を上げてきたオルティズ。今日のオルティズはストレートのMAXが147kmと、スピード・切れともに抜群で5回まで、糸井に許したソロHRの1点に抑える好投をみせる。
一方、F先発はダルビッシュ。初回、1死から5連続三振を喫するなど苦しい展開だったが3回、下山(中前打)・一輝(中前打)・坂口(遊内安)と3本のヒットで1死満塁のチャンスを作る!絶好の得点機を迎えるも、続く村松が遊ゴロ併殺打に倒れここは無得点。しかし4回、四球で出塁したカブレラを1塁において、日高が放った打球は、低いライナーで右翼ポールに直撃する7号2ランHRとなり2対1と逆転に成功!
1点のリードをもらったオルティズ。相手がダルビッシュだけに踏ん張りたいところだったが6回、稲葉に左前適時打を浴びてしまう。結局オルティズは6回を2失点で投げきり降板。2点を失ったものの、ダルビッシュとの投手戦を演じる好投をみせた。
その後試合のほうは、中継ぎ陣が8回・9回に1点ずつ失い2対4と2点ビハインド。9回裏Fのマウンドにはマイケル。このままでは終われない打線は1死後、下山が左翼5階席へ飛び込む特大の5号ソロHRを放ち、その差1点とせまる!続く後藤の右前打、今日3安打の一輝の四球で、場面は1死1・2塁と逆転のチャンス。ここで坂口の打球は二ゴロ。万事休すかと思われた瞬間相手野手にミスが出て、1死満塁とチャンスが広がり球場のボルテージは最高潮に!しかし、村松・濱中が倒れ試合終了。
再三、ランナーを出し、見せ場を作ったがあと1本が出なかったBs打線。明日は終盤にみせた粘りを生かし、何が何でも、連敗を脱出したいところだ。
日高 剛 選手 <4回、2死1塁から右翼ポール際へ逆転の2ランHRを放つ!>

「打ったのはまっすぐ。相手はいいピッチャーなので、ストライクが来たら積極的にいこうと思っていました。」
下山 真二 選手 <9回、左翼上段席へ追撃のソロHRを放つ!>

「打ったのはまっすぐ。カウント0-2で2点差、ピッチャーとしては絶対フォアボールを出したくないところだったので、まっすぐを狙っていました。気持ちで運んだホームランです。」
大石 大二郎 監督代行
「最後にもう一押しという試合が続いている。精神的な面もあるのかもしれない。」