

◆一輝・ローズが2打席連続弾を放つなど、HR攻勢で打撃戦を制す!!◆



昨日の肌寒い釧路地方とはうって変わり、立っているだけでも汗が噴きだす今日の帯広地方。グラウンドの最高気温は30度を越える真夏日となった。試合の方も天候と同様、熱気を帯びた好ゲームとなった!!
先制点を奪い試合の主導権を握りたい打線は、一輝とローズがともに気を吐く活躍をみせる!この日1番に入った一輝は3回、F先発武田(勝)のチェンジアップを捕らえ、右翼席へ飛び込む今季第2号の先制ソロHRを放つ!さらに5回、今度はインコースに入ってくるスライダーを叩き、ライナーで左翼席に突き刺さる2打席連続のソロHRを放ちチームを勢い付ける!そして、7月5日現在パ・リーグ打撃部門2冠(本塁打21・打点65)のローズも黙ってはいない。まず4回の第2打席、武田(勝)の初球スライダーを完璧に捕らえ、"打った瞬間それとわかる"3試合連続となるソロHRを右翼席最上段へ運ぶ!そして、5回の第3打席には、まるでリプレイを見ているように同じく初球のスライダーを叩き2打席連続のソロHRを放ち、5回までに派手なHR攻勢で4点を先発の金子にプレゼントする!
一方、打線の援護に応えたい先発の金子は、3回に1死1・2塁のピンチで2者連続三振に切って取るなど、気迫の投球で5回までF打線を1点に抑える!しかし6回、稲葉・スレッジに連続ソロHRを許し、3対4と1点差まで詰め寄られる。結局金子は、5回0/3を投げ3失点で降板。チームの勝利と自身の4勝目をリリーフ陣に託す!
何とか突き放したいBsは、7回に選手会長の北川が、2死ながら右前打の一輝と死球のカブレラを1・2塁に置いて、F4番手建山から値千金の3ランHRを右翼席へ運ぶ!さらに9回には、Fセットアッパー武田(久)からカブレラが右翼席へ駄目押しのソロHRを放つ!
結局、試合は7回に2点を失うものの、先発金子の後を清水・香月・吉野・川越・加藤(大)と5人の投手をつぎ込み、両チーム合わせて22安打が飛び出す打撃戦を6本のHR攻勢で制した!
金子 千尋 投手 <6回途中3失点(被安打7)で今季4勝目!>
「前半ランナーを出しても粘り強く投げることができたんですが、後半ボールが弱くなり、力不足で2本のホームランを打たれてしまいました。あの2本のホームランが悔しいです。」
大石 大二郎 監督代行

「クリーンアップの前に多く出塁することを期待して1番に一輝を起用したんだけど、期待どおり活躍してくれた。しかも2本もホームランが出たね。先発した金子は悪くはなかったが、少しへばったかな。暑さの影響もあったかな。」