昨夜の勢いがそのまま初回の攻撃に出た今日の試合。Ｆ先発武田（勝）に対し、２番下山が右中間フェンス最上部を直撃する２ＢＨで出塁。すると、３番カブレラが甘く入った初球のチェンジアップを叩き、左中間を破る先制タイムリー２ＢＨを放つ！さらに、主砲ローズはアウトコースのスライダーを逆方向へ弾き返し、左翼フェンス直撃のタイムリー２ＢＨ！そして、５番北川も右中間を破るタイムリー２ＢＨと、４者連続２ＢＨ（パ・リーグタイ記録）で３点先制！なおもこの回、相川の痛烈な三塁ゴロが相手守備の失策を誘いさらに加点したＢｓは、序盤から試合の主導権をガッチリと握る！

　４点のプレゼントをもらった先発の金子は、初回から丁寧にコースをつく投球でＦ打線に付け入る隙を与えない！５回に１点を失うものの、粘りの投球で６回（１失点）を投げきる！自身の４連勝とチームの３連勝をリリーフ陣に託すと、７回は川越、８回は清水が完璧な投球をみせる！そして、９回は守護神・加藤（大）が無失点で締めくくり、ゲームセット！４対１で３連勝を飾ったＢｓ。先発の金子は自身４連勝で６勝目！守護神・加藤（大）は２０セーブ目を挙げた！

　試合後、陸路福岡へ移動するＢｓ。今季初の４連勝をかけ、明日からＨとの３連戦に挑む！連勝の勢いをさらに加速させ、上位浮上を目指していきたいところだ！！

「正直、あまりいい調子ではなかったけど、粘り強く投げることができました。初回に４点取ってもらって、気持ちが随分楽になりました。僕が投げる時は本当に打線がよく打ってくれるので助かります。試合の流れの中で絶対ピンチはあると思います。そこをいかに切り抜けるかだと思います。今日はそこ（５回）を最小失点で乗り切れたことが大きかったです。調子がよくなってきたことが勝ち星につながっていると思いますが、ファンの方の声援が後押ししてくれているのもすごく力になっています。僕にとっては、チームが勝つのが一番なので勝利に貢献できて本当によかったです。」

「初回によく点が取れた。金子は前回よりも悪かったが、粘ってしっかり投げてくれた。中継ぎ（投手）が頑張ってくれているからね。みんないい仕事をしてくれている。明日からも目の前の一戦に集中して戦って行きたい。」